2006.12 ミャンマーの集落調査

22日・23日・24日・25日・26日・27日・28日・29日・30日・31

 12月26日今日はチャイントンの最終日。今回の調査は、ほんの下見なので今宵はヤンゴンに泊まる。0630起床、今朝の朝食はシャン地方の伝統的な朝食が振る舞われた。ご飯はシャン地方の餅米でとても美味しい。
 午後の飛行機まで時間があるのでチャイントンの市場を見学する。この地域も照葉樹林文化の源流地で日本の食べ物と同様の食生活がかいま見られる。
 蒸したおこわ(餅米)は、黒米、赤米、と黄色く着色された餅米の三種類が売られている。
 刻んだ淡水魚を餅米で漬けた発酵食品。日本の鮒ずしにそっくりな味で酸味がある。
大豆の発酵食品。味は納豆の味とそっくりで、作り方もほぼ同じ。
 麹と餅米で作った甘酒。三日ほどの仕込みで作り、ほのかな甘みがあり美味しい。大きな市場なのでたくさんの食品や雑貨が見られたが、この地域の照葉樹林帯の食文化を代表する食品やその味覚は、私たち日本人のそれにかなり近いことを経験できる。1230にチャイントン空港にチェックイン。空港内の撮影は禁止されており、空港は外観だけ。
 1500にチャイントンを離陸したヤンゴンエアのHK730便は、途中でへーホーやマンダレー、新首都のネピィドーを経由する各駅停車状態で1830にヤンゴンに到着。空港のリムジンタクシーで宿泊予定のユザナホテルまで6ドル。
 1945にホテル到着で、部屋からはシュエダゴン・パヤーがライトアップされて異国情緒たっぷりでした。遅めの夕食は、市街のオープンガーデンでチキンカレーとビールは3500K(350円)。2130には就寝。
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