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12月25日一夜明けてクリスマス。チャイントンの街のそれは、アカ族の集落に比べそれほどでもない。0630起床朝食後に市場で買い物をして霧の盆地を北方に専用車で移動。丘陵を上ると霧が晴れ、山地と丘陵の間に少数民族の集落が見られる。坂を上がっていくと籠を担いだアン族の女性に会う。隣村へ移動中だ。 |
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1000村に到着。今日の見学地は、チャイントンの北にあるバンルー村。アン族はアカ族と同じように精霊信仰が強いが、現在ではキリスト教や仏教が入っており、宗教ごとに居住している。最初に訪れた精霊信仰の村は、クリスマスの祭りがはじまり、殺した水牛を解体中。男達は村長の家で朝から飲んだくれている。 |
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せっかくの祭りだが、これでは聴き取り調査ができないのでしらふの男性をやっと捜し、生業の調査を開始する。集落内には精霊小屋と導水施設があり、水場には舟形木製品の樋が設営されている。導水施設と精霊小屋、精霊の木柱は隣り合って接しており、その配置はとても興味深い。 |
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1200に谷を降りお弁当を食べてから隣村の山をのぼる。隣村のナームレインコ村でも精霊小屋と導水施設が存在し、その配置は同様である。残念なことに村の男達は山に出かけており聴き取りができなかった。1400になって山を降り仏教を信仰しているアン族の集落であるバンマイ村を訪ねる。 |
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村長は村人と粒酒を飲んで談笑中だったが、聴き取りをおこなえた。村の入口には精霊の橋が対になって存在し、溝が掘られている、橋は1×2間の掘立柱建物の上屋があり仏教が入ってからも精霊信仰が共存していることが興味深い。1700にホテルに戻り、今日はチャイントン市街を夕方散策する。夕食は、近くの焼き肉串屋さんでとり2100就寝。 |
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