2007.11-12 ベトナム ハノイとその郊外

29日・30日・1日・2日・3日・4

 11月30日、600起床、630に日本に仕事の国際電話を入れる。ホテルの朝食バイキングでは、鶏のフォーとサラダ、ジュースを取るが、午前中は体がだるい。0850にホテルを徒歩で出発し、近くの歴史博物館へ。博物館は残念ながら改装中で、先史文化の展示は見られずじまい。入館料は半額の8,000ドン(57円)だ。ベトナムの焼き物の展示もそれほど充実はしていない。博物館を後にして日本系旅行会社で、明日のホアビン行きのガイドと自動車の手配を依頼する。8時間程度で114ドル。徒歩で市内を歩き文廟へ。入場料は5,000ドン(36円)。1070年に創建された孔子廟で15世紀以降の科挙試験合格者の碑が廟内にあることで有名である。
 ハノイは中国に近く、ベトナムの歴史も中国の影響下にある時期があり、中国風の様式が多く見られる地域でもある。
 文廟から少し離れた街頭の食堂で昼食。揚げ春巻きと青菜炒めの定食。ご飯のお代わり無料で10,000ドン(72円)。

街頭に面してショーウインドにおかずを置いているお店は、タイなどでも一般的だ、お昼に混んでいる店は美味しい。
 食事を済ませ美術博物館へ。1階はドンソン文化の青銅器や銅鼓、仏像などの収蔵品も優品が多い。2階と3階は近代絵画が展示されていて、結構見応えがある。入館料は20,000ドン(144円)。美術館の見学後はタクシーを拾い、少し郊外にある民族学博物館へ移動。市内から15分ほどで30,600ドン(219円)。
 民族学博物館は市内から離れているが規模や内容は充実している。ハノイ観光で時間がなくてもここへは訪問すべきだ。入館料は20,000ドン(144円)で構内には、大型高床住居(まるで神殿)の復元家屋などの展示が充実している。
ゆっくり博物館をみて、帰りは市内バスで帰ろうとバスに乗り込むが行き先が逆で紅河を超えてバスは郊外の街へ。バス代は5,000ドン(36円)。バスから降りて夕暮れの田園をしばし散策。帰りのバスも5,000ドンでもどる。
 夕方にはホテルに到着し、シャワーと洗濯。ホテル近くの下町の街角で生ビールを飲む。1杯5,000ドン(36円)、バイクと人の喧噪も夜風とともに心地よい。夕飯のフォーは、1杯10,000ドン(72円)。ハノイの二日目の夜も終了。
5年前のホーチミン市では、冷えていない生ビールに氷が入っていたが、今回は冷えた生ビールだ。5年間の経済成長にはめざましいものがある。
庶民の楽しみである生ビールがあまり高くなくて安堵。
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