2007.3 インド共和国 デリーと郊外の河

3日・4日・5日・6日・7

 9月6日水曜日、0550起床シャワーを浴びて朝食。0800ホテル発、地下鉄でニューデリー駅前に行き、市バス505系統をさがす。0900バスが出発、1015に郊外のクトゥブ・ミーナールで下車(10Rs)。
 クトゥブ・ミーナールはデリーの南郊外約15kmにある世界遺産で、インド初のモスクや塔、4世紀の鉄柱が見られる。
 インド初のモスクは、イスラム様式とヒンドゥー教の伝統様式が混然となっており、デリーにあったヒンドゥー寺院を破壊して作られたものらしい。インド・イスラム建築はこの建物から始まったようだ。
 遺跡見学の後は、バスで再び市街へ戻る。バス停付近の路上の軽食堂でお茶とサモサの昼食(15Rs)。お腹が膨れたらインド国立博物館へ出かける。
 インド国立博物館は、外国人入館料(300Rs)とカメラ撮影料(300Rs)を支払い、荷物を預けて入館する。先史考古分野のみ撮影不可なので残念ながらインダス文明の遺物撮影はできなかった。午後の時間をゆっくり見学したが、コレクションの量と質は予想を上回るものがある。
 国立博物館の周辺はインドの中心地、国会議事堂や大統領官邸、インド門などの風景が広がる。街中の人混みと喧噪が嘘のようだが、これもデリーの一風景なのだろう。
 夕方はホテル近くの旅行社に向かう。明日の帰国に向け、午後の時間を有効利用するためガイドと自動車をチャーターして郊外のガンジス川の見学ポイントに行くことにする。
 旅行社では、お昼に出発し夜までに空港へ送迎する行程で、日本語が少し話せる英語ガイド、エアコン付き専用車を予約した。ガイド料込みで、約8時間100ドル(12,000円)は、それほど安くないが移動距離を考えれば相場だろう。
 夕方からは市街地でお土産目的で散策し、結局はホテル近くの老舗乾物屋でスパイスを購入。街角のレストランでカレーを食べて2000ホテルに戻る。2100には就寝
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