カラー
2005.8・9 ラオス南部の集落調査
8月31日・9月1日・2日・3日・4日
9月1日、0530に起床。日本時間では0730だから少し朝寝坊。ホテルの朝食はバイキングで、鶏肉入り粥と肉野菜炒め、オレンジジュースを少々。0750ホテルに出発。昨夜フロントのお姉さんに片言の英語で聞いたところパクセー行きのバスは、市街北部のバスターミナルらしい。ガイドブックの地図の範囲外なのでは、ホテルの出口で待っていたトゥクトゥク(バイクタクシー)を拾う、言い値の80B(240円)は、かなり高額だが距離がよくわからないので出発。約15分くらいで郊外の環状線にでた。マクロ・スーパーマーケットの少し離れた場所がターミナルだ。インターネットで調べた0900発の国際バスは、930発に変更されていた。
Kringkai VIPバスは、ラオスのパクセーまで直通(途中で国境通関)、ターミナルで200B(600円)支払い少し前に乗り込む、出発前には外国人の乗客も集まってきた。バスは定刻どおり出発、エアコンも効きシートも楽々でこれは快適だ。街を出てから1時間45分、国境のタイの出入国ゲートに到着。ラオス入国に際して、バスのタイヤを薬剤で洗浄していた。これって鶏インフルエンザ対策かも?
タイの出国を済ませると歩ける距離にラオスの事務所がある。バスで移動したが歩いても良かった。今回は日本で査証は取得済み、早々に手続きが進むが手数料50B(150円)を払う。前回、前々回の入国は、メコン川越えだったが今回は完全な陸路入境。
ラオス入国後に55分でメコン川をわたりパクセー郊外のバスターミナルへ到着。タイからの所要時間は、2時間45分である。ターミナルでは日本語ガイドのリティデェートさんがお出迎え。トゥクトゥクで市街地まで移動、18000kip(220円)。昼食の牛肉のフー(ベトナム風麺)を食べて車をチャーターしてアッタプーに行くことにする。ガソリンの高騰で運転手付き3日間で230ドル(27600円)はかなり高額だが、アッタプーでラベー族の集落を見学できることになり、急遽出発。1340にはパクセーを出発。
パクセーから国道23号線を進みコーヒー栽培で有名なパークソーンで休憩。フランス統治時代に開発されたプランテェーションが広がり、ドリアンや果樹栽培が盛ん。北部の山岳地域に比べとても豊かな感じがする。国道も舗装がしっかりしていて快適な旅だ。夕方にスコールに見舞われるが快適に進めた。1725にアッタプーに到着。ここは県庁所在地で、正式な街の名は「サマッキーサイ」というらしい。昨年から民営化されたアッタプーパレスホテルに宿泊、田舎のリゾートホテルのような場所で、シングル朝食付き・エアコン、ホットシャワー、テレビ、冷蔵庫付きで1泊12ドル(1440円)。
値段を考えると、いくら田舎だからといってもかなりのお値打ちだ。明日からの現地ガイドは、リティーデェートさんの親戚のテイさんが案内してくれるらしい、テイさんは、公務員で医師なので少数民族の集落に顔が利くらしい。テイさんが経営する食堂で夕食をとることにする。当地自慢のシカの焼肉と川魚の鍋を堪能。久しぶりのビア・ラオも美味しい。ホテルに戻って2130には就寝。