趣味の果樹と野菜の栽培  2013年にもどる

4月17日 江東区夢の島菜園使用申請(娘夫婦分を含む)し使用開始、その日の午後、妻と土つくり、マルチ張り、支柱たて。
 
4月22日 トマト、キュウリ、スナップ、ブロッコリ、ピーマンの苗植え付け。   インゲン、オクラは種蒔き。 
 
 今年の本ホームページのテーマーは以下のとおり。
1.3種のトマト、ミニーのアイコ、中玉のフルティカ、大玉の麗夏を種から挑戦。
2.初めてのズッキーニー。
3.インゲンは蔓なしか、蔓ありか。
 
 上記テーマーを中心に記録。その他の野菜は適宜記録する。
 
5月23日(苗植え後31日後)現在の菜園状況   6月3日(種蒔き後42日後)現在の菜園状況
   
手前前列:トマト 左からグランデ、アイコ、フルーツゴールド、強うま
   後列:左からたくさんガンバ、フルティカ、麗夏、ピュアースイート

奥前列:左からナス、アイコ、キュウリ(夏秋フシナリ)2本、強うま
奥後列:左から大葉、キュウリ(夏秋フシナリ)2本、キュウリ(うどんこ強     
 
右畝:前からオクラ4株、蔓なしインゲン4株(種から)

左畝:前から茎ブロッコリー4株、ピーマン4株(種から)

奥畝:蔓ありスナップ4株、蔓ありインゲン4株(種から)


 
 
   
   (種からと苗から)





     





           
             
種からの栽培の3品種12株(12株の内6株を夢の島菜園に、6株は伊豆の菜園に植え込む)   
 種蒔:4月9日
  アイコ :2粒X4ポット

  フルティカ :2粒X4ポット
  麗夏: 2粒X4ポット

発芽
 アイコ:4月15日〜19日
 フルティカ:4月16日〜21日
 麗夏:4月18日〜21日

写真は5月12日撮影(種蒔後
33日
  

左上段:麗夏、中断:フルティカ、下段:麗夏      左:アイコ、中:フルティカ、右:麗夏
  ア   イ   コ  フ  ル  テ ィ カ 麗     夏  
 NHK「野菜の時間」の講評   実つきがよくて甘い、大人気品種

味がよくて栽培が簡単。収穫期間

が長く、通常は11月まで。

露地でも大きな実に育つ。ドライト

マトにしてもおいしい。暑さに強く

皮が割れにくく、甘さとうまみが凝

縮。

 
 直売所で人気NO.1

しっかりした甘みがあり、弾力のあ

る果肉が特徴。葉かび病への耐病

性があり、露地でも作りやすい。

遅い時期まで収穫。初心者にもお

勧め。

 
 実が割れにくく、立派な大玉が

玉伸び(肥大)もよく、へたの近くま

で真赤に熟しても割れない。トマト

の大敵葉かび病にも強い。露地栽

培でも6〜7段までとれる。立派な

大玉が収穫。酸味と甘みのバラン

スが良い
 
  6月3日(種蒔55日後)の状況    
 7月11日(種蒔93日後)の状況      
 最初の収穫

アイコ:7月11日

フルティカ:7月16日

麗夏:7月24日
     

 現段階においては育てやすさにおいて3種類に大きな違いはない。しかし、麗夏は尻腐れ病らしきものが発生し、何個か破棄した。カルシウムが不足した時に発生するらしい。成長の進展に合わせ果実以外にどんな違いがあるかを記録していく。

 夢の島区民農園は多くの人が利用している。毎日、手入れ収穫に来る人・週末来る人・月1回来る人・殆ど来ない人 千差万別である

首都東京湾岸地区にありながら、林や運河に囲まれ、自然環境がよい。多くの昆虫等の虫が発生し飛来してくる。害虫も多い。アオムシ、テン

トウムシダマシ、カナブン、アブラムシ、ハダニ。あまり手入れに来ない人の所で発生した害虫が周辺に広がる。カナブンがトウモロコシ、トマト

、オクラに群がっている状況をいたるところで見る。私のトマトもそういった害虫に食害され、葉っぱが日に日に枯れていく。うどん粉病等の病

気も発生する。

 残念ながらトマトの収穫は早期に諦めざるを得なくなった。特にフルティカ、麗夏は殆ど収穫出来ず諦める。

 同時期に種を蒔き、定植した伊豆の状況は下記の写真の通り9月8日現在、元気旺盛、収穫も素晴らしい、2週間に1度、脇芽欠き、誘引

、施肥等の手入れをし、水遣りは雨任せにしている。輪作に努め、周囲を清潔にし、冬は天地返しを行う。しかし、借用期間が10か月の区民

農園では中々困難。。借りた区画の前年度の作付状況は不明であり、連作障害も考えられる。


伊豆のアイコと麗夏 (9月8日の状況、前回から3週間経過。前回も十分収穫出来た)

     
 左:麗夏、2本仕立て 右:アイコ 3本仕立て  アイコ:一粒ずつが大きく味は良好  麗夏:1房に7個も付いている

   
 アイコ:色艶、大きさ、味申し分なし  麗夏;色艶、大きさ申し分なし。甘みは少ない

 アイコ、麗夏ともにこれからも収穫出きる。最後まで記録したい。(フルティカは良くなかった。)

     ズッキーニ  (種から) 
           
  種蒔き:5月12日(ポット)  5月21日(種蒔き後9日)  6月3日(種蒔き後22日)     
  ズッキニーはキュウリの横で栽培していたが、栽培面積が大きく、うどんこ病が発生し、キュウリ等他の野菜への伝染を考慮し栽培を止めることにした。     


 区分  つるあり

淡緑色で長さ20cmほどになる。丸莢で筋なし。

丈夫で長い期間収穫できる
                            
 つるなし

莢の長さは14cm程度、スジなしの丸莢どじょうインゲン。

草丈は45cm程度
 種    種蒔き:4月23日        種蒔き:4月23日
 6月10日状況
(48日後)
   外柵の鉄のフェンスに這わす

手前の鉢植えはトマト
   高さ:約50cm

4株栽培

背が低く地際からも実が出来るので収穫はやりにくい。
 花
   6月11日

蔓なしに比較してやや遅れる
   6月7日

花が咲き始める
 実の結実   6月14日実が着く

 蔓なしと同日に種を蒔い

たがやや遅れて実が着く
 
   6月11日

花が咲いてすぐ実が着く
 収穫      6月11日

初収穫(種蒔き後49日)

莢の長さ15cm。26個収穫
成長の途中

終末 
   6月19日

成長は順調


最終収穫日7月15日に撤去

(81日間の生命)
   6月27日

収穫終了し引き抜いた状況


(72日間の生命)
 総収穫量
845 個

初収穫:6月17日
種蒔き後:55日

最終収穫:7月15日
収穫期間:28日

1日最大収量:80個
1日平均収量:30個

 564 個

初収穫:6月11日
種蒔き後:49日

最終収穫:6月27日
収穫期間:16日

1日最大収量:80個
1日平均収量:35個
 両者の優劣  総収穫量及び収穫期間では蔓ありインゲンが勝っている。

 しかし、蔓ありインゲンは蔓を誘引する棚を作ることが必要であり、栽培面積が大きくなる。さらに背丈が高くなり、他の作物 との日当たりを考慮し植える位置を決める必要がある。

 蔓なしインゲンは栽培面積は少なく、背丈は低く、コンパクトに栽培できる。しかし、収穫作業は低いためにやりにくい。

 家庭菜園でどちらを選ぶかは、栽培場所によって決めざるを得ないというのが結論

  インゲンにモロッコという品種がある。蔓ありだが、実は柔らかく、甘みがあり美味しい。少し取り遅れても食べれる。これの栽培も良し。

 栽培野菜

  キュウリ(つようま苗X1,うどんこつよしX1、夏秋ふしなり2号X4)  ナスビX1
     夏秋ふしなり2号


(写真なし)
 
       
 おくらX4   ピーマン(デカチャンプX2、ハイクリーンX2)   ブロッコリーX4 
       
       
 つるありスナックX3  ニラ   大葉  モロッコ
       


収穫等の状況

   
 
 収穫の始まり
6月11日(菜園使用開始から50日後)
キュウリ:9本、茎ブッロコリー9本、スナップ6本
 デカチャンプ
果肉が厚く(3mmぐらい)美味しい。
差し上げた友人の評判もすこぶる良い。
 ある1日の収穫
各種トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラが毎日収穫できる。家庭菜園の醍醐味
     
「たくさんガンバ」の実 7月9日  「たくさんガンバ」の実 7月16日 

幾重にも重なって実が結実している。上から順次完熟してくる。完熟したものから収穫。完熟させればさせるのど甘さが増してくる。最高だ。
   「たくさんガンバ」の実 8月19日
ミニトマトは上から順次完熟してくるので房なりで収穫するのは難しい。アオムシやカナブンに食害されたり、熟しすぎてブヨブヨなったり落下するのも出てくる
 
   7月22日





房なりトマトを喜ぶ孫(2歳8か月)


2013年春夏野菜総括


(1)収穫数量 8月24日現在

  ト    マ    ト       
アイコ   フルティカ     麗夏  強うま  ピューアスイート  グランテ  たくさんガンバ  フルーツゴールド
本数   2  1  1 1 1  1  1 
 収穫開始日  7月11日 7月16日  7月24日  6月3日  6月20日  6月26日  6月26日  7月5日 
 最終収穫日 9月4日   9月1日   8月15日 8月15日   8月27日   8月24日  9月8日   8月21日 
 個数  195 103  6  280   161  106 336   88
  種蒔きがおくれ、成長が悪かった         甘く、大量収穫   
コメント  今年の夢の島のトマトは害虫に食害され、葉がメッシュ状になり、枯れ落ちた。借り農園の宿命か。

アイコ、フルティカ、麗夏は伊豆でも同じ種から育てたものを植えているが、葉が枯れ落ちることなく青々しており、実も一回り大きく10月頃まで採れるぐらい立派に成長している。       

  キュ   ウ   リ    オクラ ピーマン  ナス 
   強うま  うどんこ強  夏秋フシナリ  夏スズミ  デカチャンプ  ハイグリーン
本数    1  1  4  2  3  2  2  1
 収穫開始日 5月24日  5月24日  6月10日  8月8日   6月25日 7月11日  7月11日  6月27日 
  最終収穫日 9月23日  8月24日  8月30日  9月23日  10月6日  9月2日  8月30日  9月28日 
  個数 94 67  186  53  683  60  84 37 
 コメント キュウリは味もよく、収穫数量も良かった。多くの人たちにさし上げた。美味しいと評価は上々。 ピーマンはデカチャンプが大きく、肉厚で美味しい。 オクラは10月初旬まで採れ、オクラの大好きな孫は、毎日一番最初に口に入れていました。収穫が終わった後も「今日はオクラは」と言って私を困らせていました。秋茄子は評判通り美味しい。      


2013年秋冬野菜

  栽培したのは大根、スティックセニョール、人参、京水菜、二十日大根、春菊、ほうれん草、ニラ。
大根、にんじん、京水菜は今年初めて栽培した。いずれも大成功だった。来年以降今年以上に栽培することにする。 
 大根、スティックセニョールは詳細を以下に記録している。京水菜は簡単に寒い冬でもよく育ち、家庭菜園に適している。
 
   
 11月20日 奥と右畝:茎ブロッコリー、左畝:大根 右手前:京水菜   11月20日 左畝:茎ブッロコリーとカリフラワー、 右畝:京水菜等

 (1)大根

     
 種蒔 1回目:9月10日 2回目:9月24日 11月17日収穫 長くて太く、美味しい   最終収穫2月13日 合計12本

  初めて大根を栽培する。これまで大根の栽培にあまり魅力を感じてこなかったが、農園の仲間達が夏野菜を終えると競って大根を植えられ
るのを見て触発された。販売されている大根「秋の彩」の種の説明書に「酢入りが遅 く長期間畑における青首総太り大根です。ゆっくりと太り
寒さや病気にも強い、やわらかて美味しい品種です」と記載されているのを見て、これならば面白いと思い栽培することにする。 
  種蒔き時期が8月下旬から9月までと書かれていたが、夏野菜が8月まで収穫が出来たので畑が空かず、第1回の種蒔きが9月10日にな
 る。遅くなってしまったと思ったが、今年のこの時期は異常に暑い日が多く、暑さのために苗を枯れさせた人も多い。防虫対策を施さず、直播
で栽培をはじめた。アオムシ等の発生が激しい。ここ夢の島の大根栽培は防虫対策のネットを張らず栽培が可能だが,虫取りに相当の時間を
割かなければならない。しかも成長は幼苗の内に芯を食べられるとその後は期待できない。来期は防虫ネットを張ることにする。
  収穫は額面通り、長期間安定して行えた。多くはサラダにして食べたが、非常に美味しかった。

 

(2) スティックセニョール・カリフラワー

     
 スティックセニョール  2月13日の収穫   今回4株栽培 直径25cm〜30cm
 
 スティックセニョール:種蒔き:7月23日、8月19日、8月22日、9月27日 4回26株 植付は畑が空き次第、9月12日〜10月27日
 収穫は11月23日から借用終了時の2月28日まで。菜園が借りることが続けられれば、春先まで収穫できたと思われる。
 カニフラワー:種蒔き:7月23日 1回4株   植付:9月17日 収穫:1月30日から2月20日まで毎週1個
 
  スティックセニョールは実は甘みがあり美味しいばかりでなく、茎も柔らかく美味しい。脇芽を食すので長期間大量に収穫することが出来る
 ブロッコリーが嫌いな人もこれなら食べるという人もいる。私の孫は大好物で喜んで大量に食べる。知人に差し上げると初めて見る人がほと
 んどである。茹でると実も茎も濃い緑色になり食欲をそそる。スーパー等では手に入れることが出来ない。家庭菜園ならではの醍醐味。 
 我が家の食卓では最初の収穫日から毎日登場している。
 
  カニフラワーの収穫までは種蒔き後半年。葉っぱが大きく成長し、実が附くのか心配させられたが、大きな立派な実が、極寒の時期にたく
 ましく毎日確実に成長してくれた。スーパー等で販売されているものの4,5倍の大きさ。しかも美味しい。
  スティックセニョールカニフラワー青虫が多い、1日平均10匹は補殺した。蝶々が、1月頃まで飛んでいるのも初めて知った。


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