秩父 志賀坂峠〜土坂峠ツーリング
2012.5.1



群馬県は神流町役場前あたりで催されていた
鯉のぼりイベントです。なかなか壮観です。



天候があまり良くない今年ですが、ちょっとでも晴れれば即出発!
本日は何とか持ちそうでしたので、久しぶりの秩父路へ。

西武秩父(輪行)〜R299〜小鹿野〜志賀坂峠〜R462〜神流町役場〜
県道71〜土坂峠〜(ここら辺が桜並木あり)〜吉田元気村〜龍勢会館〜R299
〜西武秩父(輪行)93km

土坂峠にはやられました。
道は広く完璧に舗装されているのですが、5%くらいの坂がずーーーーっと続いている。
伊豆の坂も辛かったけど、この坂もなかなかです。
この坂、「ISO打倒坂2号」と命名しましょう!
今度行きましょうねー。






秩父は芝桜が例年より3週間遅く、今が見ごろ。
しだれ桜もご覧のように咲いてました。




今回のツーリングも「佐渡ロングライド210」対策の一環ですので、厳しい走りをする
のは当然ですが、その程度が問題です。
十石峠やぶどう峠まで行くと、ほぼ走りっぱなしで何とか韮崎に辿り着いて帰るという
消耗戦です。
このコースは佐渡の後に行くこととしよう。(後日、募集しますのでお楽しみに!)

今回、迷うのは「志賀坂峠」を越えて下って、そこからどうするかなんです。
T字路を左折すればぶどう峠方面です。
右折すれば、行った事がない神流湖や本庄方面です。

地図で見るに、次の3つがありました。
@本庄までずっと走りきって走りきってしまうコース
A昨年レースがあった、龍勢ヒルクライムのコースである城峰山を越える超厳しいコース
B土坂峠を越えて合角ダム方面に下るコース

超厳しいコースは先日の伊豆一周ツーリングでこなしましたので、熟慮の末
土坂峠を越えるコースを選択しました。






秩父市内からこの志賀坂峠まで約30kmですが
最後の5kmの九十九折りよりも、そこに着くまでの
アップダウンが辛い。




やはり、ロードレーサーはすごい!
同じ力を使っても、ランドナーに較べて1.5倍くらいの速さで走行できる。
そのお陰で、到着時間は早いし、疲労もあまりない。

ランドナーであれば、志賀坂峠に行けば、まあ満足の走りでした。
その先の八丁峠に行けば本当に満足!でしたが、
ロードレーサーだと、言ってみればウオーミングアップでしょう。

この峠道、いつも思っていますが、さすが国道です。
そんなに急な坂ではないのにいつの間にか高度を稼げてしまう。
途中に、登り口を望める開けた場所に出るのですが、その高さに
感動しちゃいます。

因みに、志賀坂峠の標高は788m 土坂峠の標高は701m
登り口から峠までの走行距離は約5km 標高差は約300mと
ほぼ似たような登りです。
ぐるっと2周したら、本当に良い訓練になると思われます。
(一周、約50kmですよ!!)
是非、次回開催しますのでご参加ください。








冒頭の鯉のぼりはご覧の神流川の上空を泳いでます。
最近は良く見かけるけど、子供だったら
喜んじゃうよね。
実は私も喜んでました。



初めて走る道はドキドキしますね。
走行ルート、景色、環境、アップダウン、路面の状況、トンネル、交通量などなどが
全て新しい情報として飛び込んできます。

この歳になると暫くは、その情報の多さについて行けません。
しかし、段々慣れてきますので、その新しい環境の素晴らしさに叫びだしたい
気分にかられますよ。

だからツーリングはやめられない!

そして、土坂峠の登りです。
道は広めの2車線です。
舗装も新しい。
嘗ては、くねくねとした細い道だったんだろうけど、全くその
面影はありません。

5%くらいの登りがずーーーっと続いてる。
車は滅多に通りません。
自転車は・・・。私一人です。

あんなに良い道なのに何で皆さん行かないの?






土坂峠〜吉田元気村(合角ダム)間で咲いていた桜並木。
だと思ったら「花海棠(はなかいどう)」の花でした。
桜よりピンク色がきついし、花の香りもしました。
この樹は家でも栽培したいなと思いました。



秩父は現在、花のシーズンで、一年で一番美しい時期じゃないでしょうか?
市内では羊山公園の芝桜が満開だし、しだれ桜も丁度見頃です。

山の方では、ご覧のように「花海棠」が咲き誇っています。
新緑の黄緑色の木々も素敵です。爽やかさ満載ですね。

ここ秩父は、車じゃなくて、ウオーキング・サイクリングでもっと沢山の方々が訪れても
良い場所かなと思います。

秩父市観光協会の方々も頑張っていて、サイクルトレイン企画やら、「あの花」企画やら
SL企画やら、様々な企画を打っています。
もっと企画してください! 応援しています!!








ここは、R299の荒川に架かる橋の隣に架かる人道橋です。
秩父を舞台としたアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」(通称:あの花)
で良く登場する橋です。
横を通るR299はいつも走っていましたが、この橋を渡ったのは初めてです。
何か満足!

丘の上の家は? 秘密基地!?




「あの花」と言えば、昨年、龍勢祭りを見にツーリングをした時、西武秩父駅前で
「あの花」の記念乗車券を販売するイベントに遭遇した。

その時は、何の興味もなく通り過ぎ、龍勢祭り会場へ。
会場と言っても「椋神社」近くに造営されたお立ち台が祭りの指令塔で
道を挟んだ丘の麓に打ち上げ台があり、30分に1発くらいのタイミングで
龍勢を打ち上げていました。

観客は基本的に道でゴザなどを敷いて見物しており、物凄い人出で、そこを通り過ぎるのに
ひと苦労です。
会場の中央にさしかかる頃、たまたまですが、「あの花」主催の龍勢を打ち上げる
場面に遭遇した。
「メンマ」の声優さんが龍勢の口上を述べ、そして打ち上げですよ!!
んーーーん。なかなか、見事な打ち上げ花火でした。

家に帰り、家族にこの事を話題に出すと、何か羨ましがられた。
そして「あの花」のビデオも録画してあるとの事だったので、早速視聴します。

それ以来「あの花」にはまってしまい、もうかれこれ10回くらい繰り返し見てます。









番外編

このトンネルはいつも登っている「入山峠」の途中にある
「入山トンネル」です。
昨年、木が伐採され見晴らしが抜群に良くなりました。
恐らく、また植林するんでしょうね。



入山峠。
五日市へ行く時はいつも登っていますので、
もうかれこれ50回以上登っている峠です。

入山峠は標高300mですので、恐らく、峠道の入り口からだと標高差200mくらい?
走行距離は5kmで、大体、30分を切るタイムで登っています。
(ロードレーサーになり約28分に短縮)
時速10kmくらいですか。

ゆっくりなんですが、登っていて非常に満足させていただいております。
だから、50回以上行ってもあきないんでしょうね。