乙女隊との新春ツーリング
鴻巣〜川越〜武蔵野

2010.1.16





冬の日差しの中、追い風に乗り
荒川を下る乙女隊です。
アキは毎日の自転車通勤で
S-OJはスポーツジムで
鍛えていますので、なかなか
素早い行動ができました。



当初の予定としましては、1月16日は昨年、斥候行軍を実施した西伊豆の
ツーリングのはずでしたが、センター試験の影響でe-部長が出席できない
との連絡が早々ときましたので、単独ツーリングを実施する予定でした。

しかし、たまたま乙女隊の予定が空いていましたので、即新春ツーリング
計画を立て、実施しました。
その影響で、俺たちと乙女隊の3名でのツーリングとなりました。
ムフフ・・・???

一見良さそうですが、自然と体調とのバランスでツーリングは成り立ちますので
そんなに?ではありませんでしたとさ。

コース:(俺たち)武蔵野〜外環道脇の道〜彩湖〜荒川CR〜鴻巣駅(60km)
     (俺たち&乙女隊)鴻巣駅集合〜荒川CR〜入間川CR〜川越(昼食)
     〜入間川CR(終点)〜R299〜裏道〜瑞穂〜野山北公園自転車道
     〜多摩湖自転車道〜武蔵大和(アキ輪行)
     〜多摩湖自転車道〜武蔵野(小金井公園等見学)
     〜五日市街道〜環八〜荻窪(とりこにて餃子を食す)輪行(89km)

   従って、俺たちは149km走行 乙女隊 S-OJは89km走行 アキは70km走行

俺たちが自走した理由は、ハンデですよ。
昨年12月からちょっと厳しいツーリングを毎週のように
実施してますので、「当たり前に走ったら、彼女らが付いてこれない!」

言ってみたかったねー、この台詞。


しかし、この60kmのハンデは単なる走行距離だけではありません。
前日の行動(飲みに行かない、早く寝る)から始まって
当日はAM5時起床、6時出発という睡魔との闘い。
出発時は真っ暗で、ものすごく寒い。
出鼻をくじかれます。

やはり夜明け前は、それより以前に比べて寒さが増しますね。
キーーンと冷えて、頭も凍ったみたいで思考力も低下します。
激冬期用のグローブをつけ忘れてきたので、特に指が凍る
程に冷やされています。
息を吹きかけて温めますが、そのそばから水分が凍って指を
曲げるとバリバリ音がします。

荒川CRでは、更に強い向かい風ですよ。
30km以上の向かい風との格闘に体力は
十二分に消耗しましたよ。

しかし、体力を消耗してからが俺たちの本領の発揮しどころです。
乙女隊などに負けるかよ!!







関東平野は平らで広いよね。
関東平野のど真ん中にある鴻巣
あたりからもご覧のように富士山が望めました。

ところで、今年も富士登山を実施しますので
皆さん!!ご参加ください。

今年は山小屋の離れを貸し切る為に20人
くらいで登ります。
詳細の登山計画は5月頃までには
HPに掲載しますのでお楽しみに。




アキが、輪行用具を家に置いたまま出発し、駅でそれに気づいた影響で出発が30分
遅れました。
まあ、その時間を利用して茶店でコーヒーと、S−OJのお母さんが買ってくれた
いがまんじゅうを食し、体力がかなり回復しました。

「いがまんじゅう」は、一言でいえば、薄皮の大福をお赤飯でくるんだお菓子です。
なかなか、腹もちも良く美味しい食べ物ですよ。
直接お店に買いに行けば、まだ暖かい「いがまんじゅう」を食べることができます。

今回はS-OJお勧めの「田嶋製菓舗のいがまんじゅう」を食べましたが、他にも数軒売っているお店が
ありますので、googleかなんかで検索して買いに行こう!!






ここら辺(鴻巣市)辺りの荒川の堤防と堤防の間の広さは
日本一らしく2531mあります。

その堤防の内側は、荒川が氾濫すると水が一杯に
なってしまうんでしょうが、普段は川幅は数十mで
そんなに広くありません。
川以外の所はというと写真左のように
田んぼがあります。




2kmを超える流域を確保しているのには、必ず理由があると思います。
軽くHPを検索すると、キャサリン台風の被害がかなりあった模様ですね。

その後の治水工事としては、荒川水系の浦山ダム等5つダムを造るとか
彩湖のように水を逃がす遊水池を造るとか、ここのように河川敷を広く
確保する施策がとられ、大規模な災害は最近ではない模様です。

しかし、いつ水没するか分からないけど、この広大な土地は、ここで農業を
やられている皆さんの土地なんでしょうか。

おそらく、そうで、洪水を防ぐため、お願いして後から堤防を築いたふしが
ありますよね。

通常だったら、河川敷は国有地だったり、市町村の所有なので、
個人の所有地はないからね。











鴻巣を10時少し過ぎに出発したのですが
11時30分には川越の中心部に到着ですよ!
実は、鴻巣はそんなに遠くない。
うなぎ「小川菊」はS-OJお勧めのお店。
フムフム、なかなか、旨いんじゃない。

実は、うなぎに関してはうるさい俺たちです。
その評論は本文で!!




養殖うなぎの日本一の場所は、愛知県の一色町ということで有名ですよね。
その愛知県に俺たちが住んでいた頃、うなぎを食べたわけですが
これが旨いんですよ。
愛知県は武豊町にある料亭「川久」で食べたうなぎなんですが、
何が旨いって、うなぎの皮が旨いんです。

脂も乗ってるし、パリッとしていて関東では味わえない食感でした。

なかなか、あの味に食感にお目にかかれてません。
その時は、まだ20代で20年くらい経っていますが、まだ
鮮明に覚えているのですよ。

それに比べると「小川菊」のうなぎは今一つなのですが、
平均を遥かに上回るその味は及第点です。

S-OJ!!美味しいお店を紹介してくれてありがとう!!







西武線 武蔵大和駅にて輪行するアキです。
スポーツ自転車歴、早2.5年ですが
その手際のよい輪行作業に驚きです。
約10分で終わっていたかな。

惜しむらくは、あと10分余計に時間が
かかるなら、駅前で悪戦苦闘する
姫に優しい王子様が手伝ってくれる
かもしれません。??





入間の辺りの丘陵地のアップダウンで効いたのでしょう、アキが遅れ気味で
走行しています。
途中、休み休み走っていたのですが、どうもいかんようです。

瑞穂の辺りで第一の選択です。
距離は長いけどアップダウンが少ない多摩サイを行くか、
距離は短いけど、アップダウンがある多摩湖自転車道を行くか?

熟慮の末、途中エスケープができ、且つ距離が短い多摩湖自転車道
を行くこととしました。

このコース。1ヶ所だけアップがあると思っていましたが、
細かいアップダウンを考えると案外アップダウンがありました。

アキ隊員、どうやら膝の靭帯を痛めているらしく、対処方法が
素人の俺たちではわかりません。

どうも、これ以上走れそうもないので、多摩湖ダムの麓にある「武蔵大和」駅から
輪行して帰ってもらうしか手がありませんでした。

完走できなくて残念ですね。
次は、もっと鍛えて再チャレンジしてください。アキ隊員!!








そして、最終目的地、荻窪の「とりこ」
へやっと到着です。
まずは、有り4つ注文しました。



武蔵大和から武蔵野までは10kmのルートです。
障害物があるので多少走りにくいですが、問題なく走行できました。
問題は、そこから荻窪へ行く道です。

今、思えば歩道でも良いから青梅街道を使って行くべきであった
かなと思います。

しかし、選択したのが五日市街道。
道は狭いし、車も多いし、人も多いしで最悪でした。
日も暮れ、寒さが増してきます。

最後に通った環八が長く長く感ぜられました。
武蔵野から恐らく10kmくらいの道のりだったと思います。

そして、やっと荻窪に到着ですよ。
寒いし、疲れてるしで2人とも憔悴しきっていました。

餃子の有り4枚を頼んで、お酒類を飲み何とか生き返りましたとさ。


しかし、さすがS−OJです。
あんなに寒く辛い道なのに「ゆっくり走って」とは言ったものの
「もう走れない」とは決して言わなかった。
女はこうでなきゃいけない。
ともすると他責にし、この状況を全て男のせいにし、且つ恨み事を言う。
あの辛い状況で俺たちに付いてきた、あんたは偉い!!
世の女性!! S−OJを見習へ!!!
(ちょっと褒めすぎ???)

さあ皆さん、ちょっと辛いけどこの荒川CRを走ってみませんか?

5月頃は鴻巣の近くの河原にはポピーが咲き乱れ、10月には
吹上でコスモスが咲き乱れるらしいのです。

武蔵野から60km、浦和からなら30kmで着いちゃう、言ってみれば
手近なツーリング地である鴻巣近辺。
サイクリングコースに加えて走ってみましょうよ。