初冬の都の西北風景

2009.12.19




似たような風景ですが、写真左が多摩湖、写真右が狭山湖です。
違いは、給水塔の屋根が丸い方が多摩湖、尖がって
いる方が狭山湖です。
あと、多摩湖からは西武ドームも望まれますが
方角によっては見れない場所も
あるので目印としては今一つでしょう。





さざんか梅雨もやっと終わり冬になりましたね。
空気は澄み、遠くの景色も手に取るように見えます。

こんな時は、本当だったら和田峠を登って
陣馬山かなんかから、富士山を見ながら
一杯飲るのがベストでしょう。

しかし、家族持ちの俺たちとしては、
買い物やら何やらと諸々、制約事項がでてきます。

今回もそうですよ。
16時までに帰らねばならない?
そんな事言ったら、近場に行くしかないじゃない。

そこで、近場にして諸々楽しめる、都の西北に在る
狭山丘陵方面を走ってきました。

コース:多摩湖自転車道〜多摩湖〜多摩湖周遊道路
〜狭山湖〜狭山湖周回道路(ダートコース)〜
瑞穂〜羽村(昼食)〜羽村取水堰〜多摩サイ(67km)






狭山湖周回道路
久しぶりにきました。
前回は3年前に行ったのですが
脚力がまだ弱かったので
この程度の道で感動してます。
山を感ぜさせる場面ですので
リフレッシュする為に行くと
いいかもね。




この多摩湖や狭山湖の水源って知ってる?
もちろん、狭山丘陵の森も水源の一つなのですが
メインは多摩川の小作にある堰から引いた水なのです。
その情景は、ここを参照してください。
やっぱり、多摩の人間は多摩川のお世話になっとります。

もう何回走ったかわかりませんが、多摩川サイクリングロードは
素敵ですよ。
ママチャリで走っても恐らく楽しめますよ。
道は狭いけど、風景に変化がかなりあり、走っていて飽きません。
季節風が吹き、寒いこれからのシーズンは特に最高ですよ。

暖かいシーズンですと人が多すぎて快適に走れませんが
寒い時期は人も少なく、思う存分走れます。
その代わり、強風と寒さが常にお相手してくれてちょっと辛いけどね。







今回走った野山北公園の正式名は
「都立野山北・六道山公園」です。
公園の範囲は上記地図の
緑の部分で、かなり広大な地域です。
武蔵野市からは約10kmなのですが
近い割には自然を堪能できる
ので気にいっています。




この狭山湖の周回道路はダートコースですので、マウンテンバイクの
世界でしょう。
でもランドナーでしたら走れますよ。

車も稀にすれ違いますが滅多に通りません。
ハイカーもたまに見かけるけど、やはりここは、ランドナーと
マウンテンバイクの世界なんでしょう。

夜走ったら怖いなーと思われる環境です。
若い頃だったら、絶対にこんな所には怖くて
行けませんでしたが、最近はあまり怖いとは
感ぜられません。
死に近づいているから怖くなくなっているのか、
鈍感になってきているから怖くないのか
静寂の価値がわかったからなのか
良く分かりませんね。







ここ羽村には玉川上水の取水堰
があります。

俺たちが住んでいる武蔵野市
にも玉川上水が流れており、
憩いの遊歩道や桜並木で
癒しの場を提供してもらってます。

玉川上水の考察は
ここのページをご参照ください。



この羽村取水堰は、2002年に東京に戻ってきた
俺たちが休日に電車に乗りふらっと来た場所です。
だから、ランドナーに乗り始めて最初に来た場所が
ここなのです。
別の日だけど、そんな雰囲気を感ぜられるページ
こちらです。

さて、今年もあとわずかです。
年賀状もそろそろ作成せねばなりません。
面倒だと感じられる半面、シーズン行事
として楽しみでもあります。
そんな、「行事」というものを大切にしていきたいと
俺たちは思っています。