最近のツーリング状況

2009.10.25



多摩湖にて
ここは、比較的近い上に
景色が良いので、お気に入りの場所です。




7月以来、久々にアップします。
今までの間、何をしていたかと言えば、マンション購入と引っ越しですよ。
もちろんずーっと引っ越しをしていたわけでなく、それにまつわる
諸々の事があり、HPを更新する精神的な余力がなかったのです。

ツーリングはと言えば、そこそこ実施していますが、走行距離と回数が
昨年の約半分です。まあそれくらいが丁度いいかもね。






9月末頃、高麗の巾着田は彼岸花が満開でした。
花も沢山咲いていましたが、人もそれ以上と思われる
程沢山いました。




2005年7月からランドナーに乗り始め、丸4年を過ぎました。
トータルの走行距離は25,000kmを越え、もう走る所はないかなとも思われます。
近場の峠はほぼ毎週行ったりしてますので、さすがに飽きがきてる?

んーん、そうですね。確かに新鮮味は無くなってますね。

そこで、そろそろ信州や甲斐方面の峠に行きたいなと思っている昨今です。
佐渡や大島などの島もいいですね。
これから冬になってしまうので、活動範囲はぐっと狭まりますが、
思いは広がっている昨今です。






JR高麗川駅前にて。
何かおしゃれな光景ですよね。




ツーリングする方面は圧倒的に東京の西側が多いです。
そうしますと、JR八高線の踏切を越えるパターンが多いんです。
八高線に乗った事がある人は何人いるだろうか。
その存在さえ知らない人が多いんじゃないかな。

あの、田舎を走るローカル線は味があります。
増して、自転車と一緒に乗る旅情は素敵ですよ。







奥武蔵グリーンラインの刈場坂峠及び正丸峠にて。
走行距離は短くなったけど、峠は
昨年並みに登ってます。




峠は良いよねー。
空気はうまいし、静かだし、自然は一杯だし、水はきれいだし。

俺たちの峠ツーリングは真剣そのものなのですよ。
誰が一番に峠に到着するかを本気で競ってペダルを漕いでいるんです。

峠を登っている時は、彼と自分との勝負もあるんですが
突きつめると己との勝負じゃないかと思います。

苦しい登りに休もうと誘う自分と勝負に勝ちたいという自分の
葛藤です。
まずは己に克ち、その後相手に勝つという2段階の勝負が峠ツーリング
なのですが、そこら辺の機微が楽しいのです。
なかなか、皆さんには理解してもらえないかも知れませんが、趣味の
世界はそんなもんかなとも思っています。








梅野木峠(左)は木々に囲まれていましたが
きれいに伐採されており、御覧のように
良い景色が広がっていました。
入山峠(右)は木々に囲まれ相変わらずですね。




梅野木峠は11回、入山峠は38回登りました。
異常と言えばそうなんですが、それなりに良い所だから
そんなに行っているんだと思います。

先ほど、峠は静だと書きましたが、うるさい峠もあります。
そうです、車がばんばん通る峠もあるんです。
そんな峠道は排気ガスを浴びながら登っていますので
逆に健康に悪い。
しかしながら、この2つの峠は車が滅多に通りません。
ですから、山の新鮮な空気を一杯に吸いながら登るのです。
こんな贅沢が他にあるでしょうか?

暑い夏には途中に湧いている清水を浴びて体を冷やしたり、
蜩(ひぐらし)がカナカナ鳴く中を走ったり、ホーホケキョを
聞きながら登ったりと、何回来ても飽きませんよ。
皆さんも行きましょう!






秋川沿いに咲く彼岸花。
この花が河原に咲くと秋を
感じます。




自転車ツーリングをしていますと、サイクリングロードが川の土手につけられていたり
峠道が沢に沿ってつけられている事が多いので、水との関わりが案外多いことに気づきます。

そんな環境ですので、台風後の増水した川であったり、その影響で壊れたサイクリングロードであったり
渇水した川であったり、干からびたダムであったりと、様々な水の状況を体感できます。

ただでさえダム好きな俺たちです。峠ツーリングを実施していると、ダムに良くお目にかかれて
嬉しい限りです。
ダムに関しては、建設中止が多い昨今ですが、俺たち的にはダム建設は賛成なのです。
ダム建設まに40年くらいかかるんです。
男一生の仕事じゃないですか。
自分の仕事が半永久的に形として残るダム建設の仕事は、素晴らしいと俺たち的には思っています。