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ブルーベリーの栽培
ブルーべリーの栽培は10年以上になる。近年は十分美味しい実を収穫している。取り立ての新鮮な実を食べることもあり、冷凍にしてその時々に食し、次の年の実の収穫まで持たせている。実の収穫は6月頃から8月ごろまで、各品種によって異なっており、長くブルーベリー狩りを楽しめる。病害虫に強く,新緑、花、果実、更には秋には紅葉が楽しめる。
ブルーベリーは暖地用のラビットアイ系と比較的寒さに強いハイブッシュ系がある。当初は伊豆での栽培ということで、ラビットアイ系のティフブルー、ホームベルを栽培した。しかし、ハイブッシュ系のほうが大粒の果実が収穫出来そうなので、2009年から思い切って、ハイブッシュ系のスパルタン、ブルーレイも栽培した。この選択は功を奏し、多くの大粒の果実を6月頃から収穫。更に昨年はサンシャインブルーの栽培を始めた。
ブルーベリーは鉢植えでも栽培でき、初心者でも栽培が容易なものであるが、果実をつけるには同じタイプで2つの品種を育てる必要がある。用土は酸性で、肥料よりも水を好む少し変わった植物である。
我が家のブルーベリー一族
![]() 右列:ティフブル・ホームベル 左列:スパルタン・ブルーレイ |
![]() 昨年植え替えたブルーベリー(今年の成果は期待できない) |
![]() 畑の右手前:昨年植え替えたティフブル(今年の実は期待できず) |
![]() 昨年植えたサンシャインブルー |
ブルーベリーの蕾(2012年3月中旬から下旬撮影)
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ブルーベリーの花(2012年5月1日撮影)
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ブルーベリーの果実(2012年5月30日撮影 開花後1か月)
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サンシャインブルー | スパルタン |
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ブルーレイ | ティフブルー |
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ホームベル |
ブルーベリーの果実(2012年6月23日撮影 開花後55日)
ハイブッシュ系は実りが早い。
ラッビトアイ系は収穫には時間がかかる。昨年は7月22日に収穫を始めている。その時期、ハイブッシュ系は収穫は終わっている。下の写真でその差が良くわかると思う。
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サンシャインブルー | スパルタン |
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ブルーレイ | ティフブルー |
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ホームベル |
ハイブッシュ系の実の収穫
6月23日成熟した実を収穫。全体の5割くらい208粒。
6月19日に東京の北を通過した台風4号により完熟した実が多数落下したのか、木の下には多くの実が落ちていた。
収穫した実は2,3日は生で食べる以外は冷凍保存し、時々に自家製のヨーグルトにアイスクリームと一緒に入れ、デザートやおやつとして楽しん
でいる。来シーズンまで少しずつ食べて1年間もたせている。
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左:ブルーレイ 中:落下した実の一部 右:スパルタン | スパルタンの拡大 |
ブルーベリーの果実(2012年7月13日撮影 開花後75日)
ハイブッシュ系は6月23日に収穫が始まり、実を美味しくいただいていた。木にはまだ半数以上の実が着いていたが、完熟にはもう少し時間が、
必要であった。例年は鳥害防止のため、5月にネットを張り防御をしていたが、今年は天候不良や孫の世話のためにこちらに来れなかったり、ネ
ットを張るための十分な時間が取れずネット張りを怠っていた。「鳥は気が付かず食べないのでは」と気を許して、ネットを張らず帰京した。
7月13日、ブルーベリーの木を見て唖然とさせられた。ハイブッシュ系は枝にも地面にも実を一粒も見ることが出来なかった。鳥がきれいに掃除
をしてくれていた。
一方、ラビットアイ系は実はまだまだ緑色で熟していなかったので鳥の難を免れた。7月13日の状況は下の写真のごとく、今年は遅れていて完熟にはまだ時間がかかる。慌ててネットを張る。油断大敵。
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今年は完熟するのが遅い。昨年は7月22日に収穫を始めている。鳥害防止のために急遽ネットを張る。 |
ラビットアイ系の実の収穫 (8月15日)
鳥の難を逃れたラビットアイ系のブルーベリーは見事に熟していた。盆休みで来ていた孫(1歳9月)と思い出を作る。
今年は遅れたせいか、例年以上に甘く美味しい。孫も大好物、目を輝かせて食べる。来年もより一層美味しいものを作ろうと思い、早速ハイブッシュ系にお礼肥を与える。
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実を摘んでいるやら潰しているやら | まだ木には実が青いままで残っている。次回の楽しみ。 |