沢田研二 50周年記念LIVE2017~2018
   <50周年50曲LIVE !!!>
66stage(26)


            

 <2018>

◆1月26日(金)晴れ    26.NHKホール(大千秋楽)17:00~19:50頃

ツアー66公演目のゴールの日、箱庭から富士山みつめ
ステージでのかたちに残らない一瞬の風景も、ひとつひとつ心に刻んでおかなくちゃね
そのときそのときを大切にして、そうすれば神様がつぎの時間をあたえてくれて

きのうの余韻のまま、きのうと同じくな2階席
BGMの歌声も聴き納めだから早めに見晴らしのいい席について

♪やさしく愛してを聴きながら
コインの落ちる音に思いを馳せられるひとは、だんだんいなくなるのね
なんて会話したり
階下に見える客席がだんだんうまってくるのをみつめたり
知ってるひとをみつけたり
人間ウォッチングしながら、最前列真ん中はどんなひとかしらねなんて

渋公からNHKホールにライヴが移動してからは
1階席に1度も降りたことがないひとは
ずいぶん前のどこかのライヴでのこと
ステージ縁の真ん中についているしるしを思い出したら
そのとき同じ最前列真ん中からいくつか離れていたひとと
その10数年後に縁が繋がるなんて想定外ねだったり
利き腕を骨折してみて不便さがわかったわなんて会話をしたり

<最後のひとつめのスライドショー>
ツアー初日は3階後方から山茶花とご近影側
大千穐楽の見納めは山茶花とご近影の対角線側の2階から
オーティス・レディングの♪あなたを愛しすぎても聴き納め
Julieの歌声で聴いてみたいなんて夢だけね
スクリーンが上がったら客席は、やっぱり大千秋楽の雰囲気

♪あなたに今夜はワインをふりかけ
繰り返すイントロであっちにこっちに顔見世して
Julieが歌いながら注ぐワインは
回転するミラーボールの光のシャワーになって客席に注がれて
エンディングの投球マイム
きのうより力込めつつ、どこに投げようかなと♪エンディングのあなたを~
「あなたボール」が飛んだ先は大騒ぎ

♪君だけに愛を
50年前の新宿ACBの2階席での黄金の人差し指の思い出
そんな思い出が50年も繋げてくれるなんて
お互いに粘り強かったのねぇなんてギターのイントロ聴いて
最初の
君だけに・・・、らすとの君だけは・・・って
ゴールドフィンガーがつぶやいて
手を繋いで夢の世界へかけてゆけて50年前の思い出のつづき

♪自由に歩いて愛して
きのうの疲れもなく
今こそ~の歌声は、のびやかで安心な歌いっぷり
デヴューシングル♪花・太陽・雨が選にもれたのはPYGフアンとしては残念

<挨拶>
50周年記念ライヴの大千穐楽
50年長かった・・・お互いに変ってしまいましたね。
50年組にしか通じない言葉
50年前に生まれていなかったり、途中からのひとは
あの美しい時代を生で観られなかったものね

♪greenboy
あと5ヶ月後に向かえる古希、その手前69歳の歌声で
後ずさりしながら歌う♪空から堕ちるように歳をとる
シャウト混じりに歌う「る」の歌い方、きのうより迫力あったっけ

♪許されない愛
客席上層階に向ける指先にずいぶん気持ちが伝わっていたっけ
そしてぎゅっとした指先を引き寄せる瞬間も
20代前半で歌っていたときよりも 更に更にパワーアップした
シャウト混じりの歌いっぷり、69歳の熱唱を見届けられて

♪追憶
69歳の囁き声の「ニーナ」も聴き納め
囁き声の「3つのありがとう」を聴かせてくれたのは六日町だったっけ
あの瞬間は暗闇の中の素敵な思い出になって

♪ス・ト・リ・ッ・パー
ゴールドフィンガーと空中で気持ちが交差したような気がしただけ?

♪ヤマトより愛をこめて
エンディングで3階上の照明室を見上げるJulieに
距離のせいで表情はぼんやりだけど
徐々にぼんやり消えていくピンスポに心の表情を想像して

♪巴里にひとり
エンディングの♪ici(ここ)の指先マイムに
Julieの中で巴里に行ったり来たりの思い出も色褪せていない?
私のJulie観賞50年史の中で
DORAフランス公演の舞台でちょこっと聴けた♪巴里にひとりは今でも色褪せずに

♪明日は晴れる
大千穐楽、眩しい夕陽色の照明みつめられる位置から
Julieの足元を包みこむアーバン系の星形照明みつめたり
自分の環境は整っていたのにJulieの歌声は夕闇が暗闇になっちゃって、、、

♪アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語~
歌詞に合わせてしなやかに舞うJulieの指先に同じくにしながら
Julieが紡いだ短いドラマの中に誘われて
歌い納めは「満ちた蒼い夜」ではなく「満ちた月の夜」で締めて
ドラマ66回目は最高のエンディングで決めてくれたJulieだった
客席のテンションもどんどん上がって

♪STEPPIN' STONES
♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES
昨夜はこのフレーズを襟を外した気分で
みんなも歌えばいいのにって思った座席周辺だったけれど
歌い納めは望みが叶った座席周辺、Julieと一緒に声合わせて嬉しかった!

♪CHANCE
イントロで待ってましたの意味合いの大歓声が嬉しかった
イントロの軽快なメロディーに勝手に身体が反応して
Julieが紡いだメロディーは耳に心地いい突き抜けるような歌声
横目でウィンクのポーズがなんともかっこよく
(距離的にウィンクは見えないけど)
夢見せマイムでJulieと一緒にグラスを傾けエア乾杯して
一緒にグラスを躍らせる瞬間に幸せ感じ
客席の四つの手拍子もキレがあって歌い納めならでは
ゴールドフィンガーが指差す「チャンス」になったつもりだったり
ダイヤをきらっと光らせる「ド」の響きに心弾んで
エンディングの指先マイムに光りのき・も・ちが3階上から届いて
歌い終えたJulieに大歓声

♪ラヴ・ラヴ・ラヴ
あの武道館の客席にいなかったひとと一緒にLの字
「ただひとつ」からLの字にかわる指先、同じくにして
あのときからずっとJulie観賞を続けている50年組の感慨をJulieと分ち合い
エンディングはLの字を高くかざすJulie

24曲終えて
最前列真ん中はどんなひとかしらねなんて開演前の会話が
JulieのMCに繋がって

大千穐楽の日に歌いながら最前列の真ん中の空席がずっと気になっていたようで
24曲歌い終えてのMCのときに、ようやく座る人が登場して
遅れた理由を問いただしていて

客席から話しかけるのは
ライヴ進行を妨げるのでルール違反だけれど

Julieが24曲も歌いながらどうしたんだろうと心配して
Julieからの問いかけは、会場にたどり着く途中で何があったの?
「事故に遭った?滑ったの?転んだの?骨折したの?」って
マイクを通して問いかけられたって
申し訳ない気持ちでいっぱいだし客席のみんなに注目されて
言い訳もできずに一生の思い出になったかしらね

注目の的にしたあと、ごめんねしていたJulieだけれど
無事到着を客席のみんなで拍手して

ステージから問いかけれた懐かしの記憶
ACTシリーズのときステージからJulieがいなくなっても演奏はつづいて
休憩時間でもないのに友人が席を離れて
ステージにJulieが登場してから席に戻った友人に
セリフではなく、マイクを通して「どこへ行ってきたの?」
そんな友人の光景を隣でまじかに見ていた最前列角っこもあったり
その友人は50周年ツアーのとき天国から何度か観にきてお祝いしてくれたっけ

懐かしの真中の思い出も蘇ったり

♪灰とダイヤモンド
人生を重ねた今だからこそ心に沁みるJulieの紡いだ歌詞

♪LOVE(抱きしめたい)
Julie大活躍の1978年、年に2度のJulie観賞だから
紅白のトリで歌った思い出を重ねながら聴き納め

♪ウィンクでさよなら
昨夜はあっち方向で丁寧な仕事をしたカベヌリ職人さん
気まぐれ職人さん歌い納めはどっちかしらと
あら!歌い納めはこっちに来てくれて
色褪せた心の塗り替え仕上げは塗り幅はちっちゃいけれど
コテ台も見えて丁寧な仕事をした心のカベヌリ職人さん
跪いて♪I Love you~のおまけつきで
69歳最後のJulieと心の塗り替え作業一緒にできて嬉しい50年組

♪危険なふたり
狙いを定め左脚をくいっとあげるポーズに
どこに投げるのかしらとみつめて
「世間を気にするあなた」に直球のエアボールが飛んで来たような気がして
返球は心の中で「気にしていないわ」危険な二人の関係は

♪ダーリング
髪をかきあげたときに短くした髪がいい感じだったっけ
昨夜は水兵帽はここまでとゴールドフィンガーが告げていたけれど
歌い納めはどうだったっけ?

♪麗人
気ままな夢をひろげる自由をのマイム
昨夜はなかった平面だけでなく立体ヴァージョンは、お年玉のフェス以来だったっけ
エア辮髪も回転してゆれて

♪SPLEEN~六月の風にゆれて
色つきの6月の風を俯瞰でみつめたり
1階席にいて色つきの風に包まれたのはフェスとか岸和田とか
この曲を歌う6月の風のような優しい歌声が好き
エンディングで花びらが弾けるような指先は太陽の光りを受け止めているのかしら

♪鼓動
午後の白い月のマイムや星の鼓動を聴くマイムも歌声と共に
見て聴いて楽しむJulieの曲

♪忘却の天才
いろんなこと忘れたってと
しゃべり口調の「い・い・じ・ゃ・ん・過・ぎ・た・こ・と・さ」がツボだった♪
歌い納めの途中に遊んでくれるJulieだったけど
エンディングは音符にのせて♪いいじゃん過ぎたことさ

♪ポラロイドGIRL
昨夜はフラッシュつけない気まぐれJulieの指先だったけれど
歌い納めは、どうかしらと、ふらっしゅしてみたら
あら、大千穐楽だからふらっしゅつけたJulieだった!
ふらっしゅついただけで嬉しい昔少女
あっちの方向から斜めなするりマイムがいい感じ
昨夜は上手側の何かにバイバイしていたけれど
下手側にバイバイバイしながらこっちにくるくまさんJulieがなんだか可笑しくて
昔少女は子供のまま深入りマイムにさえ歓喜して

昨夜は7つ跳んで大千穐楽はいくつ跳ぶの?
66公演目、初の歌いながら8つも跳んだJulie、シャウトのおまけつき
比較するひとがいないから どれだけ凄いのかは
同じ空間を共有したJulie好きだけが証人
じゃんぷしないひとはそれがどうした?一緒にじゃんぷするひとは69歳で凄いなぁ
Julieと一緒にじゃんぷしながら自分の年齢なりの体力測定したりして
8つも跳ぶJulieについていける体力があってよかった!

後半MCで老人男子と老人女子の関係にされたけれど
老人男子から、ついてこれるかな?って試されたのかしら
じゃんぷ好きには身体に負担のかからない安定感のある履き慣れた靴が一番
Julieのライヴを思う存分楽しむため
日常の暮らしも散歩を取り入れてるおかげさまかしら?
歌い終えたJulieの人間噴水は3つ吹き上げて
俯瞰で観る噴水ハートはちっちゃく見えるけどJulieの腹筋は凄いなぁと毎回

40曲歌い終えて
この出し物はもう聴けないよって言うJulieだけど
古希ライヴのセットリスト、今回の51曲以外ってことなの?

♪シーサイド・バウンド
ゴーバーンのときに笑わせてくれなくてもいいのに、、、
ピーのつぎに高い声でシロー、低音でサリー、そしてタロー、トッポ
ボクジュリーだよマイムに、じゅりぃ~を3つ
Julie自らジジィコールだからジジィ~して

♪おまえにチェックイン
気まぐれJulieだからステップはあったりなかったり
歌い納めは、しっかりチェックインステップ魅せて
昔から恋人どうしみたいさマイムもいい感じ
距離が魔法をかけてシーツにくるまる指先も足元も69歳には見えず
それなのにエンディングでバック走行しつつセンターに戻るとき
ぜいぜいはぁはぁと息づかいを聴かせて笑わせてくれるJulie

♪サーモスタットな夏
イントロで高い波を乗りこえる波乗りマイムはあの日だけ限定だったのね
フェスでお年玉もらった翌日だけの
阿吽の呼吸で3連じゃんぷを2つして
Julieと一緒にギタリストに、ドラマーに指差ししてエンディング

♪晴れのちBLUE BOY
イントロに待ってましたの意味合いの歓声が響いて
こういう曲を歌うJulieを望んでいるのよね、あのときのフアンが
Julieが一番Julieらしい34歳のころの曲、35年経っても色褪せることなく
34歳のJulieに負けない歌い方とパフォーマンスの69歳
ブラウスがふぁりゆれたあとの足先パフォーマンスが毎回ツボ
Good Good Good nightマイムもいい感じ
エンディンの歌い方もツボだけど
70歳のJulieが投げるヤシの実を観れたらいいなぁ

♪6番目のユ・ウ・ウツ
ルージュを拭う指先が途中で止まったのは福井ライヴだったっけ
セイフティーゾーンの決めポーズが超カッコ良かった!
どこまでのびるんだろな歌声のユ・ウ・ウ・ツだ~よのあと
俯き肩を落とすマイムが操り人形のように魅せてくれるJulie
操り人形の糸をピンと張ってエンディング
こんな瞬間はJulieフアンならではの阿吽の呼吸

♪愛まで待てない
ステージを走るJulieに届くように2階から昨夜より更に大きめの歓声
あっちからもそっちからも歓声が響いていたっけ
10代のころから歓声に敏感なゴールドフィンガーなので
69歳の指先も歓声のするほうへだからダーリンユーの気分になったり
歌詞がぐずぐずになるほど走って走って歌うJulie
走りながらも「君しかいらない」の方向も察知するゴールドフィンガー
走りながら歌うJulieをみつめながら油断していられない
ゴールドフィンガーに歓声で返事をして
参加型のJulieライヴ、客席でも腹筋背筋は必要
走って歌ったあとに人間噴水もしてハート2つ

♪ROCK'N ROLL MARCH
毎回、京セラドームの余韻も重ねて靴を弾ませてHey! Hey!Hey!

♪そのキスが欲しい
イントロに客席のテンションも最高潮?
飾りはいらないとか素顔がキレイだとかゴールドフィンガーがつぶやくから
心が動いちゃう昔乙女たち
Julieライヴは年齢関係なく歌に参加して楽しむことがいちばん
エンディングのターンも無事に決めたJulieに思い思いのじゅりぃ~

♪永遠に
歌い終わったJulie、拍手とコールを噛みしめて3つのありがとうして
下手袖に向かうJulieをコールで見送って

<大千秋楽、ふたつめのスライドショー>
自分にとって26回目で見届けることになって
♪渚でシャララで、パープルJulieと愛は愛のままでハートつくって
照明さんがつくるぼんやりハート3つは「きのうからひとつ」になって
ぼんやりハートがいなくなったら、ピースなJulie登場

<50年間を振り返って>
1967年(昭和42)2月5日にザ・タイガースのヴォーカルとして
「僕のマリー」でデヴューして50年が経って、でも順風満帆できたわけではない

<タイガースは日本一になった>
ボクが「ジュリー」とつけて
芸名も「沢田研二」がいいと言いはって昔から意地を通した

<70年代はバリバリに活躍した>
そのときには若さと美貌
自我自賛、我田引水、手前味噌・・・・
ボクが言ったわけではなく、世間でそう言われていた
女性でもないのに美貌と言われ
大人たちは何を考えているんだと思っていた

<80年代に入って>
パラシュート、あの手この手で活躍をした
ギンギンギラギラ1等賞はボクが言った言葉

<時効の裏話>
ベストテンなどで来週は上がるの下がるのとスタッフに訊く
秘密だったけれどスタッフの訊き方がすばらしかった
沢田さん今週は1位かもしれませんね(徹子さんのマネ)
(事情を知っているときは複雑な心境だったのかしらね)
ベストテンがスタートしたのはJulieがひとつのピークが過ぎたころ
大活躍した「勝手にしやがれ」のあと「憎み切れないろくでなし」のころで
企画書には「憎み切れないろくでなし」1位と書いてあったそう
「ヤマトより愛をこめて」が1位のとき
田園コロシアムでコンサート中
今、こちらにかけつけ中です(徹子さんのまね)のまま
出演できずに番組は時間切れになって

*田園コロシアム
タイガースとPYGでも足を運んでるけれどソロのときは運ばずに

<90年代に入ったら>
青息吐息
♪咲かせて咲かせて桃色吐息・・・(ため息おりまぜて)
美貌にも見離され中年にさしかかっていくとき早く歳をとりたかった
あのジュリーが「じさま」になったと思って、ため息をついてくれるんじゃないかと
それなのに、跳びあがったりいろんなことをしながら歌った
そんなことを思ったと同時にCDの売り上げが下がっていった

<60年代後半からグループとして>

<70年代に入るとPYGを経てソロに>
数々のヒット曲をとばし歌謡大賞も受賞し、レコード大賞も受賞し
沢田研二はもういいだろうという世間の観方だったけれど
潰しがきかず歌以外にできることがなかった

演技はそこそこだけれど自分なりに一生懸命やった
いろんなことをやらせてもらったけれど、どれも大好きだった
でもその中で歌うことが一番すきだった
音楽劇も大悪名で最後にした

<これから先、沢田研二は>
どういうふうに生きていきたいのか

<Julieの苦い経験>
まだ人気があってCDも売れていたころ
いろんなスタッフとミーティングをしたときに
地方に行ってもお客さんが入らないなら、もう少し小さなところでやったらどうかと
小さいところでやったらスポーツ紙が落ち目だと書いた
そういうふうに単純に思うひとがいるんだと
そのときの「失敗と教訓」をいつか活かせる日が来るだろうと思った

<ただ歌うのではなく>
1200人ぐらい入る会場で歌いたい
400、600人ぐらいのところでは、また落ち目と言われるかもしれない
もう言われないかもしれないがボクは意地を通す

<地方へ行っても>
いつか、いっぱいになりたい一心で一生懸命に歌ってきた
地方と都会を区別することなく
ヒット曲をたくさん歌わないようにしてきた(4~5曲)
闇雲にやって10年ぐらいで結果がでた
ベテランが余裕で歌うこと、ボクには許せなかった
お客さんの前で一生懸命に歌う以外に方法がなかった

<還暦のときに>
東京ドームでやりたいと言ったら無理だとイベンターに断わられた
タイガースのころからずっと一緒にやってきた人たちは鬼籍に入り若い世代にかわった
時代の流れでボクに力がないと判断されたのは悔しいけれど
捨てる神あれば拾う神あり、やりましょうと言ってくれたイベンターがいた

<60曲歌う予定が>
先に60曲歌った歌い手がいたので88曲歌おうとした
撤収の時間と費用の関係で80曲になった
撤収の時間を逆算して15時からスタートして80曲を歌いきった

<リハーサルで一度だけ80曲を歌った>
しばらく何もしたくないほどハードだった
お客さんがいないところでやってもパワーをもらえない

<お客さんが入ったら>
温かい拍手をもらえうる確信をもって京セラドームに臨んだ
つぎに東京ドームを控えているのでセーブしようとステージに上がった
力が抜けていた京セラドームのほうが声がスムーズに出ていた
収録があった東京ドームは力が入ってしまったけれど、それでも歌いきった

<万雷の拍手を初めて経験した>
それから9年が経った
あの若さと美貌のジュリー、沢田研二が69歳になるまで
歌っていようとは誰も想像だにしなかった

<還暦のとき>
あとは悠々自適に好きなことをやろうと思っていたら
少し人気がでてきょうまで持った

<今年70の節目の年をむかえる>
70歳まで歌えるなんて思いもしなかった
70歳まで生きたら惨めったらしいと思っていたのに
まだまだいけるじゃん!
まだまだ声がでるじゃん!

<充実した歌手生活をおくってこれたのは>
きょうのこの日まで温かいご声援を頂いたことに尽きると思う
この歳になっても、きょうこの時間に元気で会場いっぱいのお客様の前で歌えること
熱いご声援のおかげと心より感謝します

<Julieにとって>
50周年もおめでたいけれど70歳はもっとめでたいことだと
古希のステージは、もっと派手にやりたいと思っていると
ぽっけから大きなメモ紙をとりだすJulie

2018年~2018年古希ライヴ
7月6日(金) 日本武道館 
7月12日(木) 大阪城ホール
9月19日(水) 福岡国際センター
9月26日(水) 札幌真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

10月6日(土) 横浜アリーナ
いろんな思い出の横アリに思わず歓声とガッツポーズしちゃったじゃん!

10月17日(水) さいたまスーパーアリーナ
11月3日(土・祝) ゼビオアリーナ仙台
11月16日(金) 広島サンプラザ
1月16日(水) 大阪城ホール
1月19日(土)・20日(日)・21日(月) 日本武道館
ほか全64公演
((3月の公式発表で全63公演)

箱の大きさには関係なく チケット代金据え置き
太っ腹なボクのまあるいカーブぽん!久々に、もひとつぽん!

日本武道館3連チャン、それまで身体大事にしないとねって

<大千穐楽を持って現在のメンバーとお別れ>
フェスでも発表あったけれどきょうが最終ステージ
これまで数々のステージを共にしたメンバー
京セラドーム、東京ドームをやってくれたメンバー、それ以前からのメンバーに
いっぱい感謝の気持ちを表したいと思います
彼らがボクのために作ってくれた曲はボクの宝物です
これからも大事に小出しにして歌い継いでいこうと思っている

メンバー紹介に、それぞれのコールでありがとうして

50曲目の♪いくつかの場面
ミラーボールから降り注ぐ光のシャワーに包まれながら
Julieとの50年のいくつかの場面が蘇ったりしながら歌声を噛みしめて
表情はぼーだけどJulieは涙声だった
歌い終えたJulie、いっぱいの拍手を噛みしめたあとメンバー紹介
ジジィ(きのうと違って語尾をあげて)でした!で締めて

自らつけた愛称ジュリーを50年以上も続けてこれたのだから
50周年ライヴツアーの締めは個人的にはジュリーで締めてほしかった
それとも2012年以降のCDの傾向はジュリーより沢田研二だからかしら?

フェス2日目と同じようにステージと客席の記念撮影
みんなも映るよと(Julieとメンバーと客席)
4~5回ぐらい撮ったかしら、斜め方向も撮ってくれたけれど
さて、客席にいた私たちにはいつどこでお披露目されるのかしら?

Julieの音頭で関東一本締め
久々の一本締め、願いか叶ってよかった♪

たぶん笑顔?で手をふってお帰りのJulie
そんな後ろ姿に「元気でね。」と「じゅりぃ~」を添えて見送って

何はともあれ大千穐楽無事終了して
最幸の笑顔だったかしらなんて
いろんな地域から集った仲間たちと祝のビールで乾杯

<自分のJulie観賞初め>
中学卒業するまでは松子さんの許可がおりなかったので
1967年のJulie生報告は高校生の姉からもらいながらTVの中のJulie
翌1968年、中学の卒業式終えた2週間後、満を持して新宿のACBへ
姉が選んだ観やすい2階席に座って
その日に19歳のJulieのゴールドフィンガーを体験

<それから50年後>
50周年記念50曲ライヴツアーの66番目の大千穐楽
あと数か月でめでたい緑寿だというのに
ゴールドフィンガーにも打てば響く関係は50年後もかわらずに
箸が転んでも可笑しかった15歳の少女の頃のような
(50年前のリボンの気持ち)にさせてくれた座席
ステージから遠くてもフェスでお年玉もらった席と同じように
そう思える席を神様が与えてくれた席というのかしらね
数えきれないライヴ観賞をいろんな座席で楽しんだ結果のことだけれど

昨年のパシフィコ横浜では
声がガスガスで5000人ものひとにJulieのいい歌声を聴いてもらえずだったので
2017年のお礼と2018年1月までの無事成功を改めてお願いして

50周年記念50曲ライヴツアー無事に終えて
50の文字にありがとうしたり
Julie曰くご祝儀、鯛に熨斗をつけて

途中で転んだり怪我をすることなく無事に26回参加できたこと
友人の体調が回復したころ河津桜も見頃になった江の島神社の竜神さまに
ときときツアーに同行した髭じいと一緒に報告しに

ふたつめのスクリーンに3つのハートは今年の渋谷から大阪まで
らす前と大千穐楽はぼんやりハートがひとつになって
そんな余韻で雪のハートと散った山茶花のハート形花びら


<Julieが右ぽっけから取り出したメモ>
箱がおっきいとこがいっぱいでずいぶん重たい発表だった
数十年前の地元ライヴで後方半分がいない、、そんなときを経験して
ひとつの席を埋める大変さを知っているから、ずっしり重たい漬物石もらった気分
50年の間に、いろんな要因で挫折したフアンも数えきれないから
地元の横浜アリーなもフアン以外のひとにもたくさん集ってもらえたらと
大きな箱には万雷の拍手と歓声が似合うので、そんな思いで古希ライヴを楽しみにしつつ
50周年記念LIVE2017~2018大千穐楽の余韻を〆よ

4月11日 記

◆1月25日(木)晴れ    25.NHKホール17:00~

当初の予定ではフェスのつぎは大千穐楽だったけれど昨年末、友人から誘われて
大阪のステージから1週間経って
Julieの喉の調子も気になるところだけれどゴール手前のひとふんばり
50周年50曲ライヴツアーきょうも明日も
昭和43年3月に新宿ACBの2階席から初めてのじゅりぃーーーーーって
声援おくったときみたいに距離の分だけ思いは募るかしら
あれから50歳も年を重ねたけれど 

白い帽子の富士山もくっきりダーリングペコちゃんも星屑観察したり
22日に大雪警報がでた積雪、まだとけずに雪だるまがいたり梅一輪弾けたり
粘り強いJulieだからJの文字好きも粘り強く50年も

ツアー初日から数えて3度目の渋谷、65番目のNHKホール
初日は3階、2度目は2階、3度目も2階
2度目よりちょっぴり内側へ移動して見晴らしのいい高台から

入場曲は♪お嬢さんお手上げだ♪今度は、華麗な宴にどうぞ。
♪世紀末ブルース、♪バイバイジェラシー、♪月曜日までお元気で、♪生きてることは素敵さ

<ひとつめのスライドショー>
客席は幼い研二くんの写真も観慣れちゃったせいか反応もなく
後楽園球場が懐かしいわねなんてしたら、そのときは遠い地域だからって隣のひと
50年前、日本各地でJulieのこと好きになって
フアンそれぞれの人生50年の歴史も重なっているのねぇ

♪あなたに今夜はワインをふりかけ
回転するミラーボールから降り注ぐひかりのシャワーにつつまれ
フェスから1週間あいて新鮮な気持ちで歌声聴いて
ステージのJulieも新鮮な気持ち?
なんだか髪形がすっきり?

♪君だけに愛を
フェスの2階隅っこではゴールドフィンガーと気持ちが合わなかったけれど
君だけに・・・、君だけは・・・って
ゴールドフィンガーのつぶやきが聴こえた気がした
周辺からも反応が聴こえたから
ゴールドフィンガーと一緒にこっち向いたJulieの髪
距離的にくっきりじゃないけど、やっぱり短くしたみたい
かきあげる瞬間を楽しみしよ

♪自由に歩いて愛して
イントロにさえ反応するほど心に身体に沁みてるPYGの曲
今こそ~の歌声は、のびやかで安心な歌いっぷり

<挨拶>
3度目の渋谷、寒波の中、たどり着いてくれてありがとう
50年長かった・・・お互いに歳をとりましたね。

♪青い鳥
ボクの手にのせた小さな幸せはゴールドフィンガーの向きへ

♪greenboy
あとずさりしながらシャウト混じりに歌う「る」の歌い方はシンプルだった
個人的には、お年玉もらえた日が最高だった

♪許されない愛
ゴールドフィンガーが2階にかけよって5本指が開いた瞬間
そしてぎゅっとしたゴールドフィンガーを引き寄せる瞬間
そんな瞬間に懐かしの時間を重ねる楽しみ
シャウトまじりの熱唱は、ついついフェスの余韻を重ねたり

♪ス・ト・リ・ッ・パー
ゴールドフィンガーのつぶやきは、おまえのすべてを見たい・・・
空中で気持ちが交差したような気がしただけ?

♪ヤマトより愛をこめて
エンディングで3階上の照明室を見上げるJulie
いつもとちょこっとかわって、下を向いて それからぴんすぽを見上げ
そんな瞬間が一番素敵かしら、心の中の表情が
そんな瞬間が一番好きなひとは、ぴんすぽが
ぼんやり消えていくのを楽しんで照明さんにありがとうして

♪巴里にひとり
Julieが向こうに歌いに行ったとき視界に入った1階席の風景
ミキサー席から移動して客席通路を移動している音響さん
客席で聴こえる音を確認しに行ったのかしら?
(1階席観賞の友人の報告でポンタさんと下山さんが客席に
私がのぞき込んでいた風景に入っていたのね)

♪明日は晴れる
フェスでは、夕陽はどこ?の端っこだから
Julieの足元を包みこむアーバン系の星形照明をみつけられて
眩しい夕陽につつまれて歌声聴くときは星型照明がみつけられず

ハートの照明
どの曲か忘れちゃったけれど、ふたつの照明が重なって
Julieの足元にパープルハートがくっきりだったっけ

♪コバルトの季節の中で
かきあげた髪が素敵だったのはどんなときだったっけ
やっぱり大阪から髪形がかわりましたね。のJulieだった
そんなJulieの幸せの手ざわりマイムも距離のせいでぼーだけどいい感じ

♪勝手にしやがれ
かき集めた思い出を詰めこんだた鞄のファスナーマイムは無し
やっぱりフェスでお年玉もらったときだけヴァージョン?
客席の風景にとけこんでのカベヌリは自分が観ても壮観な眺め

♪愛の逃亡者 THE FUGITVE
イギリス生活長いからはするーして

♪アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語~
月の日にシャウトのおまけは定番?
フェスでお年玉もらった日に蒼い夜につけた「ウーアー」のおまけ
後半のMCで「元総理大臣のマネ」の予告編だったのかしら
あの日のつぎは蒼い夜が消えたり、今夜はシンプルな蒼い夜だった!

♪STEPPIN' STONES
襟を外した気分で、みんなも歌えばいいのにJulieと一緒に
このフレーズを
♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES

♪CHANCE
イントロの軽快なメロディーに勝手に身体が反応して
Julieが紡いだメロディーだから耳に心地いい突き抜けるような歌声
夢見せマイムでJulieと一緒にグラスを傾けエア乾杯して
一緒にグラスを躍らせる瞬間に幸せ感じ
ゴールドフィンガーが指差す「あんた」のつもりになったり
見えないダイヤをきらっと光らせる歌い方「ド」の響きに心弾んで
エンディングの指先マイムにも光りのき・も・ちを届けて
3階上の照明さんからの光の道筋も楽しんだり

♪ラヴ・ラヴ・ラヴ
お年玉もらったフェスでは涙がでそうなくらい感動のLの字だったけれど
見える範囲の階下のLの字
Julieの指先「ただひとつ」の意味合いが通じないみたいで、、、残念

24曲終えて

♪灰とダイヤモンド
人生を重ねた今だからこそ心に沁みるJulieの紡いだ歌詞
「おまえのすべて」にシャウトのおまけつき

♪ウィンクでさよなら
心のカベヌリ職人さん、フェスと反対方向に行くかしらと
思っていたら同じくな方向に!
フェスでは軽いタッチの塗り替えマイムで塗り足りないから?
塗り幅はちっちゃいけれど、コテ台も見えて丁寧な仕事をしたカベヌリ職人さん

♪危険なふたり
狙いを定め左脚をくいっとあげるポーズがなんとも
「世間を気にするあなた」にエアボールが直球で飛んできたっけ
「なんで」の返球は心の中で「気にしていないわ」危険な二人の関係

♪ダーリング
髪をかきあげたときに短くした髪がいい感じだったっけ
水兵帽はここまでとゴールドフィンガーが告げて
ゴールドフィンガーはいろんなことを教えてくれたり魅せてくれたり
Julieの指先パフォーマンスは曲の歌詞を知らないと意味が伝わらないかもね
手話とは違うJulie独自の指先マイム

♪麗人
気ままな夢をひろげる自由をのマイムは
平面だけでなく立体ヴァージョンはお年玉もらったあの日だけだったのね
エンディングのエア辮髪は3回転、イントロは1回?

♪SPLEEN~六月の風にゆれて
6月の風はパープルのときもあったけれど
青い色になって1階席真中を包み込んでいたっけ
フェスでお年玉もらった1階席の思い出を重ね合わせて歌声聴いて
エンディングで花びらが弾けるような指先マイムは未だに意味がわからず

♪きわどい季節
エンディングで肩をすくめる仕草は何を意味する?

♪鼓動
午後の白い月のマイムや星の鼓動を聴くマイムも歌声と共に身体に沁みて

♪忘却の天才
ご一緒したこともどこだか忘れちゃったっていいじゃん
過ぎたことさにシャウトのおまけ

♪ポラロイドGIRL
フラッシュつけない気まぐれJulieの指先だった?
斜めな方向からのするりマイムがいい感じ
上手側にバイバイしながらこっちにくるくまさんJulieがなんだか可笑しくて
じゃんぷは7つも跳んだぜとシャウトのおまけもつけて
噴水ハートは3つして、Julieの腹筋は凄いなぁと毎回
俯瞰で観る噴水ハートはちっちゃく見えるけど

♪Pray
光りのシャワーみたいな照明はフェスのお年玉のときだけだったようで
今となっては貴重な照明をみつけられてよかった

40曲目♪ISONOMIYA終えて
Julieのガマンの仕草はどっちの意味だろう

♪シーサイド・バウンド
ピーのつぎに高い声でシロー、低音でサリー、高音でタロー、トッポ
ボクジュリーだよマイムに、じゅりぃ~を2つ
ボクジジィだよにジジィ~(じゅりぃ~のひともいるから)
ジジィだぞだからシャウトジジィとジジィ~
最後はボクジュリーだよマイムにじゅりぃ~

♪おまえにチェックイン
昔から恋人どうしみたいさマイムもいい感じ
シーツにくるまる指先も足元も69歳には見えず、距離が遠いから?

♪サーモスタットな夏
イントロで高い波を乗りこえる波乗りマイムは年齢限定
フェスでお年玉もらった翌日限定だけなのかしらね
阿吽の呼吸で三連じゃんぷをふたつして
Julieと一緒にギタリストに、ドラマーに指差ししてエンディング

♪晴れのちBLUE BOY
Julieが一番Julieらしい34歳のころの曲
69歳のJulieが歌っても色褪せることなく
34歳のJulieに負けない歌い方とパフォーマンス
ブラウスがふぁりゆれたあとの足先パフォーマンスが毎回ツボ
Good Good Good nightマイムもいい感じ
エンディンの歌い方もツボ

♪6番目のユ・ウ・ウツ
セイフティーゾーンの決めポーズが超カッコ良かった!
ユ・ウ・ウ・ツだ~よ、どこまでのびるんだろだった
その後に俯き肩を落とすマイムが操り人形のようで
歌っていないときも魅せてくれるJulie、操り人形の糸をピンと張ってエンディング
いつだったか誰かがタイミングをしくじったらステージでも
まさかのしくじりに可笑しかったのか俯いた肩が微かに揺れていたっけ

♪愛まで待てない
ステージを走るJulieに届くように2階から大きめの歓声にして
周辺も活気がいっぱいだった
ステージ端っこで高速ランニングは初めてかなぁ
距離の分だけ大きな歓声送って、加速する足元にも歓声
歓声に敏感なゴールドフィンガーの方向でダーリンユーの気分になったり
走って走ってしながらも君しかいらないの方向も察知するゴールドフィンガー
走って歌ったあとに人間噴水もしてハートふたつ

2階席からは銀色の雫が
床に落ちるのは見えないけれど
目の下にたまった銀の雫を指先ではらう仕草に
あら今夜はずいぶん汗かきかき走ったのねって思わせてくれたり
Julieとの距離が遠いからあれこれ想像がふくらんで

♪ROCK'N ROLL MARCH
ジュリー祭り80曲目の思い出曲のあとだから
いっつも京セラドームの余韻も重ねて靴を弾ませてHey! Hey!Hey!

♪そのキスが欲しい
飾りはいらないとか素顔がキレイだとかゴールドフィンガーが言うから
心が動いちゃう昔乙女たち&昔でもない乙女たち
Julieライヴは年齢問わず歌に参加して楽しむことがいちばん
フェス4ではおっと危ない!エンディングだったけれど、無事に
周辺はそんなJulieに思い思いのじゅりぃ~

♪永遠に
演奏の途中で後方からのジュリーコール
客席は曲に酔いしれてる途中なのにマナーが悪いひとのおかげで残念だった
ジュリーコールや拍手のタイミングは演奏が終わってからがいいじゃん
いつだったかコールのタイミングや拍手のタイミングも指導してくれたJulieだった
歌うひと、演奏するひとの気持ちを思いやるのは当然
六日町のときにも周辺にそんなひとがいて残念だったけれど
ライヴの楽しみ方、ひとりよがりはいただけない
ライヴ歴が浅かろうと歳は重ねてみんないい大人なんだから
Julieライヴのマナーは守ってほしいなぁ

歌い終わったJulie、拍手とコールを噛みしめて
みっつのありがとうして

ステージの天井からのぴんすぽ
Julieを円錐の中に包み込んだ照明にスモークが映りこんでる?
そんなふうに観えたのは、どの曲のときだったか忘却だけれど照明も進化して

2014年の南相馬ライヴで
ステージの天井から斜めな感じでJulieを包み込む照明
斜めこっちからみつめるとJulieの頭上から照明が当たっているようにも感じられ
その照明の中に、ラメみたいなキラキラが光って素敵だったけれど
ラメのようなキラキラも感性の違いで塵だと思ったひともいたようだけど
キラキラも照明の仕業だと後から知って、そのときは♪鼓動を歌っていたっけ

<ふたつめスライドショー>
♪渚でシャララで、パープルJulieと愛は愛のままでハートつくって
スクリーンの3つのぼんやりハートはひとつになって
ぼんやりハートがいなくなったら、ピースなJulie登場

50曲やるにあたって
最初の♪あなたに今夜はワインをふりかけて
チェイサーでカウントはされていない

ジュリーwith ザ・ワイルドワンズのシングル
タイガースのシングル
PYGのシングル
ソロのシングル
ティーフォースリーのシングル
(世の中に認知されていないのにとタローくん」に叱られた)
今回は初めてシングルだけ49曲
♪いくつかの場面はアルバム曲)

<50年間を振り返って>
1967年(昭和42)にザ・タイガースのヴォーカルとしてデヴュー
タイガースはあっという間に売れ人気者になった
タイガースの5人の中で一番の人気者
どんな話をしても自慢話になってしまうと跪きポーズ
自画自賛、我田引水・・・
ずっとこの体勢は年寄りにはきついとスタンディングして
早くして成功・・・手前味噌で許してと
そういう人間は順調な人生をおくれないのが常・・・
ボクの場合は・・・またもや跪きポーズ
この時間だけはボクに任せてと事実だけを慎ましやかに話したそうだった

<タイガースの中で一番の人気者>
これは諸説あって、
かつみから言わすとちょっと違う、ぴーから言わしてもちょっと違う
世間一般的にはボクが一番だけれど、すんだことなのでたいしたことではない

言われるままにPYGをやりソロになり
レコードからCDにかわって
レコードの時代を知るベビーブーマーはすでに還暦を過ぎ
ジジイ、ババア・・・
(失礼な発言に跪きマイムで謝るJulie)
老人男子、老人女子ばかり
何かにつけてしっかり働けといわれる・・・

タイガースのようなことは二度とないと思っていた
タイガースに近い人気、想定外の連続だった
若さというのはおそろしい
ボクが歌っているからあたりまえ・・・なんて思っていた
そういう男には鉄槌がくだされた
ボクの人生の前にはもっと凄いひとがいて、どんどん抜かれていく

<今となっては普通の元タースー>
客席の反応が少ないから英語に変換してわかるかな?と
スターは言い過ぎだったかもと反省しつつ

売れてるときは楽しかった
何の努力もせず自分の持っているモノだけで過ごしていた

年齢が増すにつれ人間はどんどん成長していく
50年経ったら、このように大きな男になった(まあるいカーブ自慢げ?)

<亡き父親にも言われた>
ある日の京都会館で、「えらいおおきなったなぁ」
さすが澤田松雄、太ったとは言わなかった、それが愛情というものかなと

フェスでは少年のように「頑張ったんや」と
天国にいる家族に語りかけているようなJulieだったけれど
今夜は松雄さん、天国から
ホールのどこかで次男坊のステージ観ていたかしらね

ずぅっと前の京都会館デヴューのとき
松雄さんの横顔が見える席で私と同じくスタンディングで
それからずっと経って
自分の座席周辺で偶然の会話
(ずいぶん年数経っていたので、松雄さんだと後で知って、あらまぁ)
それから数年経ったときだったか
楽屋で次男坊に「おおきなったなぁ」って松雄さん

今夜は、私も楽しんだ京都ライヴの日の
楽屋でのエピソードを語ってくれた、タースーになった次男坊

<みてくれはどうでもいい>
ボクはあるときから、ほんとにそう思った
ボクには証拠のモノ、物件がいくつもある
若いころの記録はボクが言うまでもなく見れば一目瞭然、
みんな、な~るほどと思う

<70歳になったら>
何をしても何を言っても許されるジジイ、覚悟してとJulie

<ちいさなところではないところで>
例えば岐阜や、南相馬(1109人)とか小さなところで細々とではなく
1200人以上収容できるホールで、いっぱいのお客さんの前で歌いたい

< レコードが売れない現実>
この先、この世界で生きていけるんだろうかと思ったときに
ライヴを続けたが地方へ行くほどお客さんが少なかった
そういうところでも一生懸命歌い続けてきた
キャリア的に一生懸命が似合わないけれど、ボクはそれしかできなかった
それを10年続けたら少しずつ増えていき満員になるようになった

<還暦のとき>
東京ドームでやりたいと言ったらイベンターに断わられた
断わるひとがいればやろうというひとがいた
60曲歌うつもりが先に歌った歌い手がいたので88曲歌うことにした
撤収に費用がかさむ(事務所が自転車操業だった)88曲は断念して80曲歌った
ボクより81曲演奏したメンバーがヘトヘトだった
大阪ドームで初めてやったとき、東京ドームのためにセーブして
力を抜いたのがよかった、証拠は残っていないのが残念
東京ドームもなんとかのりきったら、世間的に少し人気がでた

そのころにはサインを求めるひともいた
あれから10年経って駅も空港にもそんなひとは来なくて
ライヴが始まればホールがいっぱい、これがボクの理想
駅で握手したりサインしたりボクはやらない

いっぱいのお客様の前で歌えることは歌い手として最高の喜び
これを可能にしてくださったのは、この日まであたたかいご声援をくださった
みなさまのご声援のおかげと頭を下げるJulie

これからも歌い続けられる限り歌い続けるので宜しくと

50周年より古希のほうがめでたいと思っている
もっと派手にやりたい、その用意は整っているので期待していてと
細かくは明日ねって

<50周年ライヴを持ってこのメンバーとは最後>
鉄人バンド、それ以前のメンバー、一時抜けたけれどまた戻ってくれたメンバー
今までボクをサポートしてくれたひとたちにも心よりお礼を言いたい
そういうひとたちと共に歩んできたこの50年、ボクは幸せでした
(1階席の友人の報告でポンタさん、下山さんがみえていたそう)

50曲目
♪いくつかの場面
ミラーボールから降り注ぐ光のシャワーに包まれながら
Julieとの50年のいくつかの場面が蘇ったりしながら歌声を噛みしめて
歌い終えたJulie、いっぱいの拍手を噛みしめたあとメンバー紹介
ジジィ(語尾をあげない)でした!で締めて
笑顔で手をふってお帰りのJulieの横顔に、じゅりぃ~で見送って


ホールを出て建設中の渋公上空に上弦のお月さま
時計台の気温は0℃だけど50年組のこころはぽかぽか
7つ跳んだJulieに乾杯
フェス3につづいてきめ細やかなパフォーマンスが最高
座席周辺Julieの罠にハマった女子たくさんいたっけ
今夜のJulieは、距離的にぼーだけれど、どんな表情だったのかしら
ハチ公越しに上弦のお月さま、残雪の渋谷にじゃあねして

おっきくなったタースー
2階や3階からもボクここにいるってわかるようになのかしら?

3月19日 記

◆1月17日(水)雨のち晴れのち雨    24.フェスティバルホール 18:00~

雨で向かえた大阪の朝だったけれど、テンション120%のJulieの余韻で
髭じい連れて雨降りさんぽして雫いっぱいの冬の薔薇など眺め
図書館でひとやすみしていたら雨もあがって雫がキラキラ光って
北欧の味など楽しんでいたら、さっきの晴れ間はどこへ
帰り道は地下鉄にして宿泊先でライヴまで髭じいも窓辺で体力温存

きのうは宿泊先から夕陽を背に散歩しながら会場入り
きょうはライヴ時間も大粒の雨だから地下鉄に乗って会場入り
きのうは1階のセンターブロックだからお年玉もらえたけれど
2日目はお年玉席ではなく何度か体験した2階席だけれど壁側バルコニー

きのうの入場曲はタイガースからPYGそしてソロ
2日目は初めての位置に入場したときの曲は懐かしの♪JULIANA
フランスの香り満載のアルバム「KENJI SAWADA」に収録

<ひとつめのスライドショー>
山茶花側のバルコニ席から、幼いボクから60数年後のご近影にオーティスの歌声重ね
フェス2日目はステージを見おろすのねと心の準備して

♪あなたに今夜はワインをふりかけて
スクリーンが上がったら
ステージセンターに距離的にきのうよりちっちゃく見えるJulie
イントロであっちやそっちに顔見世、こっちを見上げた気がした2階壁側のみんな
こっち側に歌いにくるときには歩きじゃなく走ってきたJulieだった
距離が遠い座席の場合、観察も勝手にそれなりにアバウトに
エンディングは前日の疲れもなく、どこまでのばすのって歌声

♪君だけに愛を
きのうは、真っ直ぐから君の×2もだったけれど
ゴールドフィンガーとは気持ちが合わなかったような、、、

♪自由に歩いて愛して
パープル系のピンクがJulieの表情を染めて
ピンスポの道筋を辿ってちょっぴり振り返り懐かし3階も見上げ
もっと上の照明室を見上げたら
いくつか並んだピンスポにパープル系のピンクみつけて
壁側鑑賞はJulieをみつめながら斜めのピンスポの道筋もおまけでついて
歌声は、のびやかで安心な歌いっぷり

<挨拶>
ツアー4度目の大阪
阪神淡路大震災から23年、少しでも笑顔が浮かぶようにと23秒の黙禱
足元の悪い中、特別な日に足を運んでくれてありがとう
50年長かった・・・は、2日目だから?省略したJulieだった

♪僕のマリー
挨拶終えたJulie、パープルの照明に包まれ
跪き、右手でボウタイほどいて
マイクを持ち替え左の指先でシャツの第一ボタン、第二ボタン外して
そんなお姿、俯瞰目線で高台壁側からみつめて

♪青い鳥
ボクの手にのせた小さな幸せはゴールドフィンガーの向きへ飛んで
白魚のような指先は69歳になっても小鳥が似合って

♪greenboy
あとずさりしながらシャウト混じりに歌う「る」の歌い方
個人的にはきのうの歌い方が良かった

♪許されない愛
きのう真っ直ぐ見えていたミラーボールが下手側にいて
濃い紫と黒の組み合わせの模様の照明は半分だけ見えて
そんな壁側の場所からゴールドフィンガーが真っ直ぐ見えることもあったり
ずいぶん魂こもって開いた5本指がかけよって
勢いよく閉じた5本指を引き寄せる瞬間は更に魂込め
バルコニーにかけてよじのぼったゴールドフィンガー
向こうに踵を返す瞬間がはっきりくっきり
踵を返したゴールドフィンガーは向こうに連れ去る相手をみつけたマイム
連れ去って逃げていくときはシャウトたっぷりの歌声
きのうの歌い方も感情が零れ落ちそうなくらいの熱唱に心動かされたけれど
5本指がかけよる瞬間を真っ直ぐみつめちゃったせいか
心の動き方はきのう以上でゾクゾク以上だった!!!
これぞ熱唱というものを魅せつけられた気がした

▽熱唱とは
熱を入れて、全力を注ぎ込んで、魂を込めて歌い上げること

歌い終えたあと
3つのありがとうは魂の抜け殻のように力なくだったのに
つぎのイントロの数秒間で気持ちを注入しているJulie
距離でくっきり見えないのに、息づかいまで見えるような気がして
高台鑑賞を積み重ねたおかげさまで想像力も培われて

♪追憶
熱唱のあとに同じ模様の照明がステージ背景から移動して
Julieの足元を包み込んでいた
許されない愛からニーナに繋がった照明
1階から2階に移動してみつけられた

♪君を真実に愛せなくては他の何も続けられない
きのうのピンスポはひかりの筋になって頭上を通過していたけれど
2日目はステージのJulieみつめながら右目には斜めの光りの道筋も見えて
客席には虹色みたいなカラフル照明が届いて

♪ヤマトより愛をこめて
Julieの表情の余韻を残しながらフェイドアウトするピンスポが素敵
照明室を見上げる瞬間の横顔と斜めの光りの道筋を同時にみつめて
きのうは真っ直ぐ二日目は側面から

♪巴里にひとり
エンディングのici(ここ)の指先マイム、二日目は俯瞰でみつめて
Merci Merci Merci beaucoup beaucoup
フランス生活長いからは大阪ヴァージョンだけど、少年ぽいボクだった

♪明日は晴れる
きのう眩しくみつめた夕陽色の照明は感じとれない端っこだけど
アーバン系の星形照明がJulieの足元を包みこんでいたっけ
Julieの歌声を包み込むベースの響きもいい感じ

♪コバルトの季節の中で
2階サイドからぼんやりな幸せの手ざわりマイム
きのうの記憶が重なってるから見えるような気がするのかしらね

♪勝手にしやがれ
思い出詰め込んだ鞄のファスナーは閉めなかった!
きめ細やかなマイムはきのうだけのヴァージョンだったのね
Julieがみつめてる客席の風景を一緒に感じながらカベヌリして

♪愛の逃亡者 THE FUGITVE
エンディングの高音、きのうはのびやかに出たのにちょっと残念だった
イギリス生活長いからはパスしていたっけ

♪アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語~
月の日にシャウトのおまけをつけて嬉しいわって思ったのに
つぎも月の日になって、蒼い夜はどこへ消えたの?
「ウーアー」のおまけついた蒼い夜は昨夜だけの思い出ってことね

♪STEPPIN' STONES
Julieと一緒に襟を外した気分で靴を弾ませながら
♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES
一緒に歌ってるとテンションはどんどん上昇

♪CHANCE
イントロの軽快なキーボードの響きもいい感じ
Julieが紡いだメロディーだから突き抜けるような歌声も耳に心地よく
ベースの響きも心地よく
見えないダイヤをきらっと光らせる歌い方も職人Julieならでは
夢見せマイムで、きのうと同じくグラスを傾けエア乾杯して
一緒にグラスを躍らせシアワセ感じながら
エンディングの指先マイムもほわっとさせてくれて
3階上の照明さんも、そんな指先と息を合わせて光りのき・も・ち届けて

♪ラヴ・ラヴ・ラヴ
きのうは自分の見える範囲がJulie方式のそろったLの字に
涙がでそうなくらい感動だったのに2日目の見える範囲は
「ただひとつ」ってJulieの指先マイムが通じないみたいで、、、残念

24曲終えて

♪灰とダイヤモンド
Julieの紡いだ歌詞、人生を重ねた今だからこそ心に沁みて

♪ウィンクでさよなら
職人さんをよべる位置だけど
塗り替え希望が少ないのか軽いタッチの塗り替えマイム
跪きながら♪I Love you、 I need you・・・は上手な職人さんだったけ

♪危険なふたり
狙いを定め左脚をくいっとあげるポーズがなんとも
なんで世間をあなたは気にするのってエアボールが直球で飛んできたり

♪麗人
気ままな夢をひろげる自由をで矢印が立体的に動いたのはきのう
2日目お年玉に縁がない2階席からみつめたら
そのパフォーマンスは無しよだった!立体的矢印もお年玉だったみたい
連続してやらないところに価値があるのね

♪ダーリング
宙に投げる前に水兵帽みつけられた
のびた髪無造作にかきあげた瞬間が素敵だった

♪SPLEEN~六月の風にゆれて
6月の風が青い色になって1階席真中を包み込んでいたっけ
きのうはそんな色つきの風に包まれながら歌声聴いていたのねなんて
2日目に1階席を俯瞰でみつめ思い出重ねて

♪ポラロイドGIRL
きのうもきょうもフラッシュつけない気まぐれJulieの指先
2日連続でJulieにジャンケン勝ったけど
向こうにバイバイ?しながらこっちにくるくまさんJulieだったっけ
じゃんぷは6つ?
噴水ハートは2つして、もうひとつ
俯瞰でみる噴水ハートはちっちゃく見えて

♪Pray
きのうの光りのシャワーみたいな照明は変わっていたっけ
きのうだけのヴァージョンだったのね
指先パフォーマンスもきのうだけヴァージョンが多かったけれど照明もなのね

フェスの照明
ステージ天上から降り注ぐひかりの道すじもあれば
初めての2階バルコニーで
客席の天上からステージに降り注ぐ照明もみつけられて

40曲目♪ISONOMIYA終えて
まあるいカーブだからズボンが、、、
ズボンをずりあげながら40曲分ずれちゃうのって
2階3階に大丈夫?って気遣いするJulie
だいじょうぶか~って気合い入れしてくれたからだいじょうぶ~って
2階3階の客席だったのに
ガマンの仕草で、もうちょっとの辛抱やで~って、大阪してるJulieだった

*そういえば、きのうは真っ直ぐみつめるJulie
シャツのスリットからまあるいカーブちらりちらりだったっけ
BOX席より後ろの距離だからぼんやりだったけれど

♪シーサイド・バウンド
ピーのつぎに高い声でシロー、低音でサリー、高音でタロー、トッポはシャウト
ボクジュリーだよマイムにじゅりぃを2つ
ボクジジィだよにジジィ~(きのうと違うヴァージョン)
最後はシャウトジュリーと一緒にじゅりぃ~

♪おまえにチェックイン
きのう久々に見れたインディアンステップ、きょうは無しよ

♪サーモスタットな夏
イントロで耒タルベキ素敵 のために。高い波を乗りこえまるで人魚のように
そんな波乗りマイムに、スイムスイム・・・・
初めてのマイムに、ゆきおさんの懐かしい歌のタイトルがうかんで
エンディングでも波乗りマイムしていたっけ
(後日、NHK2日間でこのマイムは無しだったので貴重な波乗りマイム)
波乗りマイムは年齢限定かしらね

♪6番目のユ・ウ・ウツ
ユ・ウ・ウツだよ、どこまでのびるんだろな語尾だった
喉の調子は良くなったってことかしら

♪愛まで待てない
イントロでの走りに、ステージからの距離&高さの分だけ
ステージを走るJulieに届くように、いつもより大きめの歓声にして
好きなところで立ち止まって、こっち向きのJulie
高速ランニングを魅せたりにも歓声送って
歓声に敏感なゴールドフィンガーの方向でダーリンユーの気分になったり
走って走ってしながらも君しかいらないの方向も察知するゴールドフィンガー
還暦80曲目の記念曲だから古希にも歌うのかしら
誰にもマネのできない
走りながら歌い指差しもする技は元気確認の証
還暦とっくに過ぎて古希のほうに近いのに、まだまだJulieについて行かなくちゃ

走って歌い終わったJulie
高台から俯瞰目線で息も絶え絶えのように見えるけれど
3つのありがとうしながら
つぎのイントロの間に息を整えて
セットリストの順番は歌うJulieしか考えられないだろうなぁ

♪ROCK'N ROLL MARCH
ジュリー祭り80曲目の思い出曲のあとだから毎回、京セラドームの余韻も
重なったりしつつJulieと同じくに靴を弾ませてHey! Hey!
50年以上のJulieだから
フアンの心の動きも読みながら順番決めてるのかしらね

♪そのキスが欲しい
素顔がキレイだ~なんてゴールドフィンガーが言うから
心が動いちゃう昔乙女たち
それなのに、エンディングのターンでふらついちゃったりするJulieに
思わず危ない!なんて、お母さんの気持ちになったり
Julieライヴ、乙女になったり母親になったり演じわけなくちゃ

♪永遠に
ようやく50年にたどり着いたボクと君の年月
ふたりはかわらないのフレーズ
これから先、年月が重なるたびに、より深く心に沁みていくのね歌声が
歌い終えたJulie、お辞儀したままずいぶん長く拍手を噛みしめて
手をふるJulieをコールで下手袖に見送って

<ふたつめのスライドショー>
♪渚でシャララで、ピンクシャツの加瀬さんも登場して
パープルJulieと愛は愛のままでハートつくって
エンディング終わったらスクリーンに3つのぼんやりハートが映って
スクリーンが上がっていくときにだんだん消えて行って
3階上のピンスポ担当の照明さんがつくる3色ハートかしら?
ハートが消えたらピースサインしてスタンバイのJulie

<50年間を振り返って>
<1967年に>
ザ・タイガースのヴォーカルとしてデヴュー
タイガースの一員として日本一になって大成した
自画自賛、我田引水の発言、手前味噌(♪みそー)
実力は伴わず人気だけだったかもしれないが日本一になった
GSブーム
ガソリンスタンドではなくグループサウンズ
その中で人気だけで1等賞になったがいろんな事情があって4年間で解散した
そのときのボクの状況は青天の霹靂
わずか24歳のときに挫折した

<PYG>
タイガースのようなことは2度とないだろうと誘われるままに
スーパーグループPYGをつくったが営業的には芳しくなかった
未だに解散もせずに、たった一言
ジャケットの「ブー」という言葉を残して今に至っている
あのPYGの時期がボクたち6人にとっては
とても楽しい約一年間の密度の濃い年月だった

(敬称略)
希代の名優、萩原健一
ドラマーだけでなく役者として、デザイナーでも活躍した大口ヒロシ
天才作曲家大野克夫、名ギタリストの井上堯之
怪優の岸部一徳
そして、(このボクマイムにじゅりぃ~)

<ソロ>
言われるままにソロとしてレコードをだし
1枚目はヒットせず2枚目(許されない愛)がヒットし
レコード大賞の歌唱賞に選ばれ紅白歌合戦に初出場
その後は、ご存じの通り現在に至っている

短い50年にとばし過ぎ?と客席に
どの話をしても自慢話になるので自分で言うのもなんだなぁと
言えば言うほど自画自賛、我田引水、手前味噌(♪みそー)

ずっと売れ続けたわけではない
売れていたのは1960年代後半から70年代
80年代はあの手この手で過ごした
90年代は青息吐息

時代がかわりレコードからCDにかわり
独立をしたつもりでいるが
渡辺プロの社員の手帳の末席にココロが載っている
株主の名前には美佐さんが・・・

人気者がすることは全てさせてもらったがどれも大好きだった
何よりも好きだったのがライヴで歌うこと

<希望は叶う>
地方に行けば、会場がいっぱいにならない時代もあった
それでもボクは地方に歌いに行くことを続けた
いつかお客さんが増えてくれることの希望を持っていた
希望はボクの中にしかなかった
希望とはひとに与えられるものではない、希望は自分自身の中にある
希望は皆さんそれぞれの心の中にある

世の中のせいにしたり、時代のせいにしたり、誰かのせいにしてはダメ
(ボクの歌を)わからないないひとがいけないと
そういう考え方をしてはいけないと、毎日一生懸命に歌った
それしかボクには方法がなかった

ここは我田引水、手前味噌、自画自賛ではなく
何回も売れた人間として、一生懸命ということが似合わない
惨めという言葉がついてまわったけれど一生懸命に歌うしかなかった

一生懸命に歌いつづけ
石の上にも三年ではなく物事は十年かかる
そして日本全国どこへ行ってもいっぱいのお客様の前で
歌うことができるようになった

<還暦>
還暦になろうとしているころに早くジジイになりたいと思った
50歳でタバコをやめた

ボクより先に還暦になった歌い手がオールナイトで60曲歌った
同じことできないからボクは80曲歌った
頑張るしかなかったから頑張った、頑張ったらみんなが拍手してくれた

<今年、6月25日に70歳に突入>
古希になるのにお祝いしなくてどうする、お祝いのステージは全て整っている

きょうもフェスティバルホール
大きな会場でいっぱいのお客様の前で歌うことができている

これを可能にしてくださるのは
きょうのこの日までまで
みなさまのあたたかいご声援のおかげと頭を下げるJulie
これからも歌い続けられる限り歌っていくつもりなので宜しくと
上手下手真中に顔見世して頭をさげるJulie

<古希になっても冒険したい!>
50周年を持って、サポートメンバーと共に
5人で演奏する大阪でのステージは最後になる
長きにわたってボクを支えてくれた
特に大阪ドームと東京ドームのときは81曲をみごとに演奏してくれた
それから9年が経ち、長くもあり短くもある期間だった
この4人のメンバーには感謝の言葉しかないとJulie

*先に鉄人バンドを卒業したしもやんにも届けたいJulieの言葉
ジュリー祭りのあとの日記に
弦を弾いたあとの指先をUPしていたいたっけ
指先も凄いけど81曲を暗譜したメンバーにJulieが心の中で「鉄人バンド」と呼んで
バンド名をつけたのはそれが最後だったっけ

♪いくつかの場面
きのうは真っ直ぐに見えたミラーボールがずっと下手側にいて
回転するミラーボールから降り注ぐ光のシャワーに包まれながら
Julieの歌声を噛みしめて
ラストは照明さんがパープルのきみにしてくれた?

いっぱいの拍手を噛みしめたあとメンバー紹介
ジジィでした!で締めたJulieにじゅりぃ~

<Julieから記念撮影を撮ると発表>
みんなも映るよって
下手から裏方さんカメラ持って登場し
ステージの後ろにスタンバイ
Julieを囲むようにメンバー横一列で客席に背を向けて
壁側のバルコニー席は写るのかしらと、とりあえずポーズしたり
Julieは腕組みポーズだったかしら

Julieの音頭で三本締め

大昔のハワイでJulieとのツーショット記念写真の
体験もないので写っていなくてもJulieと写真を撮ってる瞬間が嬉しかった

一番、嬉しかったのは古希をまじかにしたJulieから
「冒険したくなった!」って言葉

環境をかえて、冒険したくなったJulieが目指す未知の世界
私の知ってる音の響き?未知の音の響き?
楽器の組み合わせはどんなだろ
音の響きがかわれば、Julieの歌声の響きもかわる
予想もつかない掛け算になりそうな予感

希望はいつか叶うJulieに乾杯した大阪2日目の夜
この日、私の希望も3つも叶って、3つめは黒霧おじさまと再会できたこと


3月8日 記

◆1月16日(火)晴れのち雨      23.フェスティバルホール 18:00~

朝、箱庭から富士山のてっぺんをみつめ新幹線の車窓から裾野までの富士山みつめ
昨年のお正月のフェスは1日だけ参加して2日目は欠席したけれど
今年は気分もずいぶん違って2泊3日の大阪たびだから髭じいも嬉しそう
宿泊先でひとやすみして散歩しながら夕陽を背にバラなどみつめフェスに到着

1年ぶりの赤い絨毯の階段のぼったら、何やら列と席番号の大きな文字
チケット見たら該当しているので何事かしらと受付に行ったら、あらまぁ、そうなのぉ
一階席センターブロックはお年玉もらって、まさかの5列前進
前進しても二桁だけど、なんだか嬉しくて
開演前からテンシヨンあがって客席に入場したら
♪君を許す♪怒りの鐘を鳴らせ♪散りゆく青春
フェスはトイレにもJulieの歌声聴こえて
♪やすらぎを求めて♪淋しさをわかりかけた時

オーケストラピットをなくし、その5列ぶん
センターブロックのみ前進してステージに近くなった客席
サイドブロックの6列~14列ははそのままで2列~5列は追加申し込み?
それはそれとして通常は2524席を2700席に

5列前進しても列番がないBOX-C BOX-Dは動かないから
その後ろは、そこで行き止まり、、、
行き止まりの席からは音楽劇の役者さんたちの横顔が
土田早苗さんと清次役とあけみちゃん役の役者さん

そうこうしていたら開演まぎわに♪気になるお前で気持ちを整えて

<ひとつめのスライドショー>
♪許されない愛を歌う懐かしのJulieにオーティスレディングの歌声を重ね
心の準備をして

♪あなたに今夜はワインをふりかけ
スクリーンが上がって、センターにスタンバイのJulie
あっちにそっちに顔見世しながらのイントロ
ミラーボールがきちんと真中に見えるのは岸和田いらい
ステージ背景をほぼまっすぐみつめられる高台から
Julieの指先パフォーマンスを見逃すことがないように全神経を集中させて

♪君だけに愛を
君の×君の あたたかいハートにタッチしたいゴールドフィンガーだった
お年玉くれたのに、更にテンションあげてくれて
15歳の春に初めて黄金の人差し指が2階の真中に
届いちゃったから50年経った今も、そのときと同じ少女の気持ちで

♪自由に歩いて愛して
「うー」がさえわたっていい感じだし
「今こそー」がずいぶんのびやかで喉の調子は良さそうだった

<挨拶>
ツアー3度目の大阪
明日、阪神淡路大震災から23年
明日からまた新たな気持ちで少しでも前に進むよう祈っていると
きょうは寒い中、ありがとぉ
50年長かった、お互い歳をとったね。
席のお年玉もくれたけれど心の距離も近く感じさせてくれたJulieだった
こうして元気で会場いっぱいのお客様の前で歌えること
歌い手としてこの上ない幸せを感じているって

♪僕のマリー
挨拶終えたJulie、パープルの照明に包まれ跪き
、右手でボウタイほどいて
マイクを持ち替え左の指先でシャツの第一ボタン、第二ボタン外して
そんなお姿、真っ直ぐみつめながらイントロ聴いて
デヴューの翌年は超人気者になったタイガースだから学校を休んで観に行ったりして

♪青い鳥
明治チョコレートいっぱい食べて観に行けた50年前のタイガースのステージ
昼と夜の部を見て、この曲4回も聴いたりしたっけ

♪greenboy
空からの指先マイム、下げるタイミングも毎回違って
あとずさりしながらシャウト混じりに歌う「る」の歌い方も毎回違たりするから心が動いちゃう

♪あなたへの愛
自然につないだ手をはなすマイムがなんともいえず
あれこれ想像させてくれるJulieの指先、そのときの気分で表現も違って

♪許されない愛
濃い紫と黒の組み合わせの模様の照明に
Julieのゴールドフィンガーがイキイキ
エンディングで感情がこぼれおちそうなシャウト混じりの歌声に
ずいぶん心が動かされて
その歌声が消えてしまうのがもったいないくらいの熱唱だった

♪追憶
69歳の囁き声ニーナもあと3回しか聴けないと噛みしめて

♪君を真実に愛せなくては他の何も続けられない
客席に届くカラフルな照明を楽しんでいるうちに歌が終わっちゃって
照明室からのピンスポはひかりの筋になって頭上を通過してJulieに届いて

♪ス・ト・リ・ッ・パ・ー
おまえの全てを見たいゴールドフィンガーだった

♪ヤマトより愛をこめて
歌い終えたJulieの表情の余韻を残しながらフェイドアウトするピンスポが素敵
歌い終えて照明室を見上げる瞬間が歌い手として最高の瞬間かしら

♪巴里にひとり
Merci Merci Merci beaucoup beaucoup
フランス生活長いからは大阪ヴァージョンで

♪明日は晴れる
夕陽の照明の中でJulieの叫びを聴いて

♪コバルトの季節の中で
伸ばしたままのJulieの髪が気になったりだけど
幸せの手ざわりマイムは2階サイドで見るより身近に感じて
やっぱり真っ直ぐは指先パフォーマンスが細やかに感じ取れて

♪時の過ぎゆくままに
この曲が思い出深いひとはイントロで拍手したくなるのね
イントロで歓声あげるのと同じくね

♪勝手にしやがれ
鞄を開けるマイムして思い出をあれこれかき集め
詰め込んだら鞄のファスナーを閉める細やかな指先にあら、まぁ
50周年記念だからカベヌリは基本形だけれど
後方をふりかえって2階3階の前方見上げたら壮観な眺めだった
きょうはいつもより多い2700人だからJulieも同じくだったかしらね
くるっとターンしてエンディングも決まって

♪愛の逃亡者 THE FUGITVE
エンディングの高音も気持ちよくのびて一安心
イギリス生活長いからも大阪ヴァージョンで笑わせてくれたり

♪アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語~
歌詞をなぞる指先パフォーマンスも同じくに
月の日に シャウトのおまけをつけて
青い夜につけた「ウーアー」のおまけは初めてかなぁ
指先にも歌声にも、いつも以上に魂がこもっていたっけ
今まで聴いた中で最高の歌とパフォーマンスかも
ずいぶんテンションをあげてくれるJulieだった

♪STEPPIN' STONES
どっかで「うー」をおまけでつけて歌っていたっけ
Julieと一緒に弾みながら♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES
一緒に歌っていたら「うーう」がおまけでついたり
この曲も魂いっぱいこもってた
横浜のガスガス声でごめんねの倍返しかしらね

♪CHANCE
イントロだけでテンション上がっちゃう曲だけど
Julieはパフォーマンスに力が入り?歌が出遅れ気味
そんな歌い方のほうがゾクゾクしたりして
夢見せマイムでグラスを高い位置で傾けエア乾杯して
グラスを躍らせ、シアワセな瞬間
待たせてる彼女のマイムも粋で
チャンスの指先にずいぶん魂がこもっていたっけ
♪手にダイヤモンドの「ド」もイキイキして最高だった
エンディングの指先にほわっとなって
横浜の倍返し以上のJulieだったかしら
Julieの紡いだメロディーは身体に馴染みやすいのね

♪ラヴ・ラヴ・ラヴ
高校生の時にLの字しながら武道館で流した涙は
哀しいような嬉しいような複雑な涙だったっけ
前曲でテンション上がってるから、いつも以上にJulieの歌声が沁みて
自分の見える範囲がJulie方式のそろったLの字だったせいか
エンディングのLの字を高くかざすJulieに涙がでそうだった

24曲終えて
フルサイズで全部歌うと帰れまへんになっちゃうから
タローくんに何で短いのと言われながらも短く短く歌って
客席のみんな心の中で不満はありまへんって

♪灰とダイヤモンド
♪CHANCEでのダイヤモンドも歌い方が光っていたけれど
ゴールドフィンガーがおまえのすべてと言っていたその瞬間
シャウトのおまけをつけていたJulieだった
思わず心が反応したりして

♪LOVE(抱きしめたい)
距離は遠いのに、お年玉のせいで心の距離感が近くなったせいなのか
エンディングのお手ふりまで、ほぼ真っ直ぐ観賞の味わい感じて

♪TOKIO
空(客席の宙)を飛ぶゴールドフィンガーの行き先もみつめたり
短縮バージョンのエンディング
ステージ後方からのゴールドの照明に包まれる逆光のJulieをみつめながら
リバーブ効かせたTOKIOにおりまぜた3つのありがとう噛みしめて

♪ウィンクでさよなら
一緒に写真を裏返して、職人さんはよべない位置だけど
職人さんが行ったほうに塗り替え希望が少ないのか軽いタッチの塗り替えマイム
そんな職人さんを待っていたら跪き♪I Love you、 I need you・・・
それしかできないボクにシャウトのおまけつき

♪危険なふたり
なんで世間をあなたは気にするのって見えないボールが直球で飛んできたり
狙いを定め右脚をくいっとあげるポーズがなんとも
狙いを定めたところと違うところに投げたりするときもあったり

♪ダーリング
イントロにずいぶん腰を低くして目線も低かった!
遠いけど真っ直ぐJulieに、遠い時間の一番近いJulieを思い出しつつ
あら、いつもと違うのね、あのときみたいねなんて
体勢を変更したり目線を低くしたり、足をクロスしてみたり
伸びた髪をかきあげくしゃくしゃにする指先もいい感じ
エンディングに見えない水兵帽はここだよってマイムもして京都以来?
リュックの中にいたダーリングペコちゃんも嬉しくて

♪麗人
Julieが紡ぐ音符は、身体に心に浸透しやすいメロディー
自分が体験したあとの阿久さんの歌詞も、ずいぶん心に沁みて
前曲もいつも以上の自分を魅せて、心躍らせてくれたJulieだけど
ツアー63番目で初めて魅せてくれたパフォーマンス
矢印してる指先が平面から立体的に変化して
気ままな夢から繋がった広げる自由を!
あなたの腕から奪っちゃいいけないって
思わず反応せずにはいられなかった、心の中で待ってました!
Julieの曲は指先パフォーマンスを重ねながら更に際立っていくのね
イントロではスルーしたエア辮髪ゆらし、エンディングは3回転も
さっきのパフォーマンスはお気に召した?なんて自慢げなエア辮髪だったかしら

♪SPLEEN~六月の風にゆれて
パープルだか?ブルーに染まった風に優しく包まれながら歌声聴いて
エンディングの花びらが弾けるようなマイム
逆光の中?指先にぴんすぽあたって
ステージ背景はゴールドに輝いて毎回素敵なエンディング

♪きわどい季節
エンディングに肩を竦めるポーズもJulieならでは
表情はくっきり感じ取れないけど

♪忘却の天才
そんなこと言ったっけボクの遠くの表情に
六日町での近い表情を思いだし、ついついふきだしちゃったり
横移動しながら歌うJulieに
自分で自分の足を踏みそうに、、、いつだっかのそんな言葉を思い出しつつ
簡単そうに見えるけれど
やってみたら足の動きに歌はついていけない
過ぎたことさのあとのシャウトが可愛い69歳なのに

♪ポラロイドGIRL
渋谷でもふらっしゅつけずにグーマイムだったけど
とりあえずフラッシュマイムしたら、やっぱりグーマイム
ジャンケンには勝ったけれど、いつふらっしゅつけるの?
スルリマイムは斜めで交差しり、あっちにバイバイバイしていたり
じゃんぷは6つ跳んで噴水ハートは渋谷よりひとつプラスして
真正面からみつめると大きなハート3つ

♪Pray
歌いながら右手をぎゅってした瞬間
ステージ天上からJulieの頭上にシャワーのような照明が降り注いで
初めてみつけた照明だった(翌日は違った照明にかわって)

40曲目♪ISONOMIYA終えて
2階3階に見えてまっせ、寝てまへんか?と気遣いをするJulie

♪シーサイド・バウンド
ピーのつぎに高い声でシロー、低音でサリー、高音でタロー、トッポはシャウト
ボクジュリーだよマイムにジュリー3つ
最後はシャウトジュリーと一緒にじゅりぃ~

♪おまえにチェックイン
センターJulie、可愛いチェックインステップ久々に魅せてくれた
見つめあう目と目、どこを見てるの?
おまえの名前セクシーって表情に笑いがとまらなかったわ
ひとつのシーツにくるまる足元も可愛くて

♪サーモスタットな夏
Julieと一緒に3連ジャンプ2つきっちり跳んで
3連をひとつしかしなかったのは福井だったっけ
間奏のギターにJulieと一緒に指差し、ドラマーに指差しでエンディング

♪晴れのちBLUE BOY
あとずさりするライオンは渋谷のステージだけだった

♪6番目のユ・ウ・ウ・ツ
ルージュを拭った指先をみつめながら
指先が途中で止まったのは福井だったっけ、そんなときは意味があったり
安全地帯みたいでイヤだねってマイムが力入ってた
エンディングは毎回ゾク!

♪愛まで待てない
自分の中では福井の真っ直ぐまじかのヘドバンが記憶に鮮明だけれど
ヘドバンは老体に危険だからいつからか無しよになって
Julieの走りに、立ち止まっての高速ランニングに歓声で応援して
ありがとねの返事はゴールドフィンガーから
この曲は体験型ライヴ、ジュリー祭りの80曲目の思い出が沁みこんで
2度目の東京じゃなく80曲を世界で初めて完走した
京セラドームが一番、なんでも最初に勝るものはないから

♪ROCK'N ROLL MARCH
毎回ジュリー祭りの余韻でJulieと同じくに靴を弾ませてHey! Hey! Hey!

♪そのキスが欲しい
お爺ちゃんになったJulieのゴールドフィンガーに心動かす昔乙女たち
じゅりぃ~ってできるのも、ホールの中だけのことって
昨年末の京都で言っていたJulieだったっけ
Julieへの思いは客席から直球でステージに届けたら
Julieから3つのありがとう
ステージと客席で心のキャッチボールをするのが生のライヴなのかしらね

 ♪永遠に
手をぎゅっとしながら歌うボクと君、ふたりはかわらないのフレーズ
まだまだ先が想像できなかった20年前に聴いたときよりも心に沁みて

<ふたつめのスライドショー>
♪渚でシャララ、パープルJulieのエンディング終わったら
スクリーンに3つのぼんやりハートが映って
スクリーンが上がっていくときにだんだん消えて行って
Julieがピースサインしてスタンバイして
ワンズに断わってボクしか登場しない映像に編集したのが冒険と

<50年間を振り返って>
けして順風満帆ではなかったと

<1967年に>
ザ・タイガースのヴォーカルとしてデヴュー
2枚目の♪シーサイド・バウンドがヒットして人気者の仲間入り
下手だと言われていたが人気だけはすぐに日本一になった
自慢話になるけど事実は事実として伝えると
その中にあってもボクは・・・
アリフの青い夜におまけでつけた「ウーアー」
こんなところでつづきがあったの?(大平元総理だと解釈したけれど)
一番の人気物だった・・・
自画自賛、我田引水の発言と跪いて詫びるJulie

*デヴューの翌年は超人気者になったタイガースだから
学校を休んでまでも観に行ったこともあったり

<タイガース2年経って>
シローが入って4年が経とうとしたころ、ピーが辞めると言ったとき
サリー、タロー、シローが協議をして解散をしようと
そういうふうになんたんや、沢田
事後承諾で聞いたボクは、そうなんだ、、、と

<解散後>
シローはブレッド&バター、タローはアルファベッツ
サリーは岸部修三グループ
タイガースの中で一番の人気物のボクは何も決まっていなく・・・・
(この発言について跪いて心よりお詫びのJulie)

<途方にくれたJulie>
自分のグループがうまくいかなくなったのかサリーから
スーパーグループをつくろうと誘われた
テンプターズからショーケンとヒロシ
スパイダースから大野さんと堯之さん
タイガースから「ワシと沢田が」入ったらスーパーグループになると
サリーからどうすると言われ、よせてよせてとJulie

<PYG>
営業的にはほとんど何も残さなかったけれど
画期的なジャケットで一言
「ブー」と言ったきり未だに解散もせず
散り散りバラバラになった最初のメンバーはすごい6人
(敬称略)
すでに鬼籍に入った大口ヒロシはデザイナーでも活躍したり
萩原健一は希代の名優、
サリーは修三から一徳と改め怪優
天才作曲家大野克夫、名ギタリストの井上堯之
そして
50周年を迎えた粘り強く今日まで・・・
(またもや自画自賛し跪き心よりお詫びのJulie)
事実は事実として伝えようとするJulie

<ソロになって>
タイガースのときのみならず
1曲目の♪君をのせては名曲だったが売れず
2枚目の♪許されない愛がヒットした
レコード大賞の歌唱賞に選ばれ紅白歌合戦に初出場
その後は
ご存じの通り波乱万丈の一生のまだ途上

<今年の6月25日に>
70歳に到達
ボクが70歳になるまで歌っていることを
みなさま、仏さま、神さま、お釈迦さまでも気がつかなかったでしょうと

俺は頑張ったんや、頑張ったんや、頑張ったんや
(先に天国に逝った家族に報告しているようなボクJulieだった)

ボクからジジィにヘンシンし
ぼーっとしてたけど、やるときはやる爺ちゃん
70になったら好き勝手するんだって

今までこつこつこつやってきて売れたときばかりでなく
売れたのは60年代と70年代
80年代は青色吐息
落下傘だしたり救急車だしたら入院した

関西育ちのJulie、いろんな漫才のネタをまぜて
「人生幸朗」になったり「やっさん」になったり笑わせてくれたっけ

怒りんぼ爺さん、ボクJulieに戻って
日本全国を回って大きな街はいっぱいになったけれど
満員にならない時代が10年以上続いたと

「ボクの持ち味が都会的?」醤油顔じゃないから?地方には向かなかった
それでも好き嫌い関係なく名前だけは知られて

年月が経ったら「嫌い」が発酵した、八甲田山の近くで、、、
笑っていたのに反応が薄いからココは笑うところだと怒りんぼ爺さん復活
更に笑わせてくれるから、お腹痛くなっちゃったじゃない

更に笑わせてくれたのは
楽屋でコーヒー飲んだから「カフェインが充満しているの」と
そんな訳で、「きょうはハイテンションなの」ってボクジジィからの報告に
きめ細やかなステージパフォーマンスもハイテンションのおかげなのかしら?
それならコーヒーさまさまね

今までいろんなことやらせてもらったけれど
みんな大好きだったし面白かったって

あれもこれもと言っていたら罰が当たると思ったから
ひとつだけ選ぼうとしたんだって
生でやることが好き、歌うことが好き、歌うことをこつこつ続けようと

<名前だけは売れていた>
一度だけでなく何度も売れていろんなことが大きくなったら
身体も大きくなって年月が経って発酵したら
自分の住んでる近くに来るなら観に行こうとなって
真面目にやっているかチェックしに行ったら意外と一生懸命やっていた
(自分を観に来た一般人の感想を分析するJulie)

潰しがきかないJulieだから
一生懸命にやることが似合わないと言われたけれど一生懸命やった

銀行の人員削減なんてニュースも見たけれど
銀行員にもなれない
夏は暑いし冬は寒いけれど、ボクができるのは夜中のこれしかないと
Julieお得意のマイムで教えてくれたのは夜中の交通整理
観察力が優れて実に上手だったから今夜すぐにでもできそうだった

ちょっと休みながらもずっと歌い続けてきたJulie
大きな目(目をむいて)でみたら休んだうちに入らないって

<還暦のころ>
どこへ行っても満員の会場で歌えるようになって
二つのドームで80曲歌った

Julieのマネをして1曲多い81曲歌って
どこかに登録申請した歌い手のことを気にするJulieだけど
フルで歌っていないし年齢も違うし
比較にもならないから気にしなくてもいいじゃん!
誰が何と言おうと世界で最初にフルコーラスで80曲を歌ったのはJulie

今日も明日もオーケストラボックスを外し客席にして
会場いっぱいのお客様の前で歌えること、歌い手としてこの上ない幸せを感じている

どこへ行っても会場をいっぱいにしてくださったのは
きょうまで暖かいご声援をくださったみなさまのおかげと頭を下げるJulie
これからも歌い続けられる限り歌っていくつもりなので宜しくと

古希のステージは
50周年より派手に×2やるつもりなので期待していてくださいとおしゃべりを締めて

♪いくつかの場面
ラストは照明さんがパープルのきみにしてくれたり
背景の照明はいつもと違ったり
いっぱいの拍手を噛みしめたあと、ジジィでした!で締めたJulie
下手袖で立ち止まり客席の声援に笑顔でお手振りして
気持ちよくステージをあとにして

客席のテンシヨンもJulieのテンシヨンもツアー中、一番?
個人的には、そんな感想、ボックス席より後ろでも
そう思えるライヴだったから神様が与えてくれた席だったのかしら
座席のお年玉もらえたりもらえなかったりの仲間と
パフォーマンス&ご機嫌120%のJulieに乾杯できた今年初の大阪の夜
乾杯仲間を見送ったら雨がぽつぽつ、明日は雨?

3月3日 記

◆1月11日(木)晴れ      22.NHKホール 17:00~

昨年の申込みのときは名古屋の歌い初めのつぎはフェスの予定にしていたけれど
年末の京都ライヴでJulieの言葉にスッキリした気分になったので
翌日の京都さんぽしながら友人が御祝儀追加しようになって

名古屋で開けましおめでとうした3日後の朝、
44年前に安井かずみさんが語るジュリーの歌と魅力のつづきなどして
どんな歌い手にも相似点がみつけられない「ジュリー風」を再認識して
ひかりのき・も・ち届く箱庭の散り時のコートダジュールに、Julieを思い描き
ZuZu曰く「あの声」
「一生涯とりつかれるまでの不思議な魅力を持っている。」
少女のころにとりつかれたあの声
喉の調子はどうかしらなんてNHKホールに向かって

お正月2日目、2階席に入場したら
♪緑色のkiss kiss kiss

ツアー初日3階の15列すみっこからはミラーボールも見えずに
照明も見切れてつまんないなぁだったけれど
初日と同じ方向の2階席はしっこに座って
どんなふうにステージの照明が見えるかしらなんてしていたら
客席の天井、1階席の頭上あたりにある眩しい客電を発見したり
その後、ライヴ中にも、どこかで活躍していたっけ

▽開演前に初めての光景
年配ふうの係員からJulieライヴ初めてのひとへ
ライヴを楽しむ注意事項の説明があって
ライヴ中に消防法とかで通路にはみ出さないようにと
名古屋で通路にだいぶはみだしてるひとのおかげで
Julieのハート塗り替え作業が見えなくて残念、そういうことではなくて
ライヴ中にトイレに立つこともあるだろうし、もどってきたりするときのため
安全上、通路は確保しないとならないみたいね
離席する場合はチケットを必ず持参すること
暗がりで席を探そうとしても席番号がわからず、うろうろするより
チケットを見せて係員に誘導をお願いしたほうがよさそう

ライヴが始まったら初めてのひとは周辺に合わせるようにと
持病があって立つのがしんどいからと
見えないから座ってなんて言わないようになのかしらね
私も曲によって着席したりだけど、見えないのは覚悟の上で着席してるので
声が小さくて私の列までよく聞き取れなかったけれど
こんな内容を説明をしていたのかしら

50年前のJulieの曲が懐かしくて、あのときの少女は今は60歳から65歳以上ぐらいで
Julieのコンサートに初めて足を運んだひとは、参考になったかしらね

<ひとつめのスライドショー>
ピンクの山茶花のそばで読唇術で「あ・り・が・と」のJulieに
昨年の福井ライヴでの読唇術でJulieの唇に「す・き」を読み取ったことも懐かしく
スクリーンが上がってJulieの姿が見えてもいたって冷静な客席
やっぱり名古屋とは違う

♪あなたに今夜はワインをふりかけ
階下に見える3日ぶりの遠くに見えるJulieの歌声チェックなどして
喉の具合はまだ完治していないよう

♪君だけに愛を
手を繋ぐ前の君だけは・・・ってゴールドフィンガーが上層階へ
手を繋いで夢の世界へ

♪自由に歩いて愛して
今こそがずいぶんのびやかな歌声だったのに
エンディングの高音はつらそうだった

<挨拶>
あけましておめでとうございます
50年長かったです、お互いに歳をとりましたね
でも、こうして元気で、いっぱいのお客様の前で歌えること
歌い手として心より幸せを感じています、ありがとう!

♪greenboy
年を重ねながらどうしようもなく生きていく昔greenboyが
シャウトしながらあとずさりするところがツボ
「る」の歌い方は3日前の名古屋のほうが好み
回を重ねるたびに好きな曲への拘りが強くなるのは仕方ないじゃん

♪あなたへの愛
手を繋ぐマイムに拘るのもいつまでかしらなんて歌声聴いて

♪君を真実に愛せなくては他の何も続けられない
ホールによってステージ後方だったりステージ天井の前面からだったり
毎回客席に届くカラフルな照明を楽しんでいるうちに
あっと言う間に歌が終わっちゃって古希ライヴでフルで聴きたいなぁ
照明室からの色つきのピンスポがJulieに届いているのを発見

歌が終わっちゃうと照明も消えてなくなるので
ステージから目を離してみんなとは逆方向へ目を向けて
気になるピンスポチェック
3階のもっと上の照明室の細長い小窓に照明さんの指先が見えてビックリ
昨年の、歌舞伎観賞はすぐ後ろが照明室
そのときみたいにワクワクしちゃったり

真ん中の照明機材のほかにあと4つぐらい機材が並んでいたかな?
照明講座で学んだ
フィルターにセットされたカラーシートも見えたり
Julieの真正面にあたっていたのは紫系のピンク色だったかなぁ
照明室からステージまでの斜めなひかりの道すじも確認できたり
客席のみんなはステージみつめてるのに
ぼっちで反対方向見上げてずいぶんずいぶんマニアック観賞だったっけ

距離的に1階ステージより3階より上の照明さんに近かったのかしら
指先が見えたのは想像じゃなかったはず、くっきり見えたから

1階席をみつめて歌ってるJulieより
2階席隅っこからステージのJulieを見つめてる照明室を観察してるほうが
わくわくするのは裏方さん思考なのかもね
2階席を見上げて歌ってるときはもったいないから、しっかりJulieをみつめたけれど
数えきれない高台鑑賞のおかげで照明に誘われちゃうのは仕方ないじゃん

ステージ天井やステージ床に設置されたり
ステージ後ろの照明タワーに設置されたり
客席壁や天井に設置されたり
そんな照明は前もってデザインして
最終的にJulieの曲に合わせて調光卓のスィッチ操作で

Julieライヴで照明室が真後ろだったときに
照明さんの指先がすごく気になって振り向いて研究などしたこともあったり
昨年は歌舞伎鑑賞で、照明の研究もして

ステージにいるJulieにひかりのき・も・ちが届くからステージが華やかになって
アコギ一本で歌うなら生の明かりのぴんすぽだけで充分だけれど
歌いながら走るし、じゃんぷするし曲に合わせた指先パフォーマンスもして
聴かせて魅せるJulieだから華やかな色つきの照明が似合って
Julieライヴは日常とは違う非日常の世界が楽しめて
そんなひかりのき・も・ちは
客席で観ている私の気持ちも華やかにしてくれて

♪ヤマトより愛をこめて
聴き惚れる歌いっぷりのあと
表情の余韻を残してフェイドアウトする細やかな照明が素敵だった
そんな瞬間にピンスポに拘っていたタイガースのころのJulieを思い出したり

♪明日は晴れる
夕陽を感じる照明はセンターブロック鑑賞のときだけのお楽しみで
隅っこ鑑賞のときはつまんないなぁだけど
ステージ後ろの照明タワーに設置された蓮の花托のような
照明機材からのひかりがJulieを包み込んでいたっけ
また新たな照明デザインをみつけられて

♪コバルトの季節の中で
新年になったけれど髪型はかえないままのJulieかしらね
それはそれとして、幸せの手ざわりマイムは見ようとするから感じ取れるのね

♪STEPPIN' STONES
Julieと一緒に弾みながら♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES
50年間歌い続けるJulieだから、この曲を初めて聴くフアンもいたりかしら
ツアー前半のときより客席が一つになったような気がしたり

♪CHANCE
♪手にダイヤモンドの「ド」が名古屋より抑え気味だったけれど
Julieのグーマイムの中にキラっと感じられたっけ目に見えないものが

♪ラヴ・ラヴ・ラヴ
ツアーラストはJulie方式のそろったLの字を期待したい
エンディングはLの字を高くかざすJulie

♪ウィンクでさよなら
曲に合わせた指先パフォーマンスはそのときの気分のようだけど
御祝儀追加したら腕のいい職人さんをよんでくれたようで
コテ台登場させて、念入りに塗ってくれて少しは修繕できたかしら壊れたハート

♪SPLEEN~六月の風にゆれて
2階から俯瞰でみつめていたら1階の客席がパープル?ブルーに染まって
エンディングは花びらが弾けるようなマイム
その瞬間Julieは逆光の中?指先にぴんすぽあたって
ステージ背景はゴールドに輝いて素敵なエンディングだった

♪ポラロイドGIRL
ふらっしゅつけずにグーマイムだったかなぁ
するりマイム対角線で交差したような気がした
じゃんぷは6つ跳んで噴水ハートは
名古屋は頑張って4つだけど渋谷は2つだった

40曲目の♪ISONOMIYA終えて
客席の雰囲気を察して?もうすぐ帰れますよ
だからさくさく行くねって

♪シーサイド・バウンド
低音でピー、高音でシロー、ヘイヘイサリー、タロー、トッポはセンターで
いっつもセンター、ボクじじぃだからジジィーは4回だった?

♪晴れのちBLUE BOY
greenboyみたいに、あとずさりするライオンを初めて見つけた渋谷のステージで

♪愛まで待てない
階下のJulieに届くようにめいっぱいの歓声で
歓声が届く方向に届いたダーリンユー

♪そのキスが欲しい
ターンをして腕で顔を覆うエンディング
ターンをするのもだんだんたいへんかしらって瞬間に、おっと危ないだった
そのあと下を向いて、しばらく息を整えていたから
そんなボクジジィに余計なかけ声の頑張ってではなく
Julieをこっちに連れ戻さなくちゃと、じゅりぃーーーーーー

歌う前のじゅりぃーーーーーーはダメよ
(気を静めているのにコホンってしたくなっちゃうよ・・・by Julie)

ボクジジィにはじゅりぃーーーーーーの響きが処方箋
Julieしなくちゃと息をふきかえしたボクジジィは上層階を見上げて
ピンスポがあたった瞬間に照明室も見上げちゃったり

階下のステージにいるJulieを見おろしたり忙しい
息を整えたあとの表情はぼーだけど個人的に素敵な瞬間だった

♪永遠に
エンディングものびやかな歌声で歌い終えたJulie
コールで袖に見送って

<ふたつめスライドショー>
パープルジュリーと♪渚でシャララして♪愛は愛のままの指ハートして
スクリーンからパープルジュリーが消えたらこんな色合いの

スクリーンに、ぼんやりなハート3つ浮かび上がって
お正月2日目のひかりのき・も・ちはハートになって
ハートが似合わない・・・
ろくちゃんのそんな響きを耳にしたのは似合わない歌オンパレードのときだっけ
あそこの位置だったら3階の最後列すみっこでも観えるかしら
お正月一日目の名古屋だったら段々じゃなくスロープな床だから
たくさんの背中で見えなかったかも
ひかりのき・も・ちを感じ取れるひとだけにプレゼントだったの?ろくちゃんからの

ハートのかたちした三つ葉を愛おしそうにみつめる我が家の髭じい

69歳でハートのかたちが似合うのはステージのボクジジィだけかなぁって
一瞬で消えてなくなるハートを作れるのもボクジジィだけ

ハートが並んだスクリーンが
上がってグリーンジャケットに着替えたボクジジィ登場
今回はシングルのA面を歌ったけれど
JULIE with THE WILD ONESのときのシングル
ワンズに許可を得てボクの一存でボクだけの映像にしたと初めてのひとにお知らせ

<50年をふりかえって>
決して順風満帆で今日まで来たわけでない

<昭和41年に上京>
昭和42年(1967)2月5日ザ・タイガースのヴォーカルとして
♪僕のマリーでデヴュー
1枚目はヒットせず、ボクの風貌からして2枚目がヒットする
お正月に笑わせてくれる昔二枚目ボクジジィ
2枚目の♪シーサイド・バウンドが大ヒットして人気者になった
デヴューして、その年に早熟になったボク
タイガースは友情と共に永遠に続くものだと無意識に思っていた
トッポが脱けシローが入ったきて2年が経って
ピーがやめると言ったときシロー・サリー・タローが協議し
他人を入れるぐらいなら解散しようということになったんだよ、沢田
ボクは哀しい立場にあった
自分で言うのもなんだけどボクの人気は・ ・ ・ ・ ・
(遠くて見えないけど読唇術)
(客席に集ったひとは知らないはずないものねってJulieの作戦)

<解散し途方にくれたJulie>
内心はソロになれと言ってくれるのを待っていたけれど
Wプロのデスクに行っても誰ひとり声をかけてくれなかった
週刊誌、月刊誌、紙上では沢田研二はソロ歌手になるんだと言われつつ
業界の中では下手だからソロになれっこないと言われていた
ただ人気だけは・ ・ ・(読唇術)

<タイガースのとき誘われたのも>
君が来てくれたら日本一になれると
サリーとタローとピーとトッポがボクに言ったから、こうなった
50年経ったら
その事実さえ、みんなはちっとも覚えていない
沢田が日本一になれると言ったと他のメンバー
違う違う、みんなが言うてたんだから(ボクジジィ)
まぁ、ええやないの(サリー?タロー?)
(メンバーの古希祝いの宴での会話のつづき?)

<PYGに誘われた>
、スーパーグループを作るとサリーが声をかけてくれた
テンプターズからショーケンとヒロシ
スパイダースから大野さんと井上さん
タイガースからはワシと沢田や
サリーから、どやと言われて、よせてよせてとJulie
作ったグループはPYG
一言「ブー」と言ったきり未だに解散はしていない
自分たちにとっては、とても中味の濃い時間だった
今にして思えば
天才作曲家大野克夫、日本屈指のギタリスト
希代の名優萩原健一、怪優岸部一徳
そして末席にいるのは、この・ ・ ・ ・ ・ ・(読唇術)
そしてデザイナーや俳優という才能があった大口ヒロシさんは鬼籍に
この6人で過ごした時間というのは
6人にとって、とってもとっても貴重な楽しい時間だった
その後いろんな意味で
いろんなことにいい作用を及ぼしてくれたのかと思っている

<そして「ブー」と言ったとき>
解散もせずボクは言われるままにソロとして歌い始めた
1枚目はぱっとしなかった・ ・ ・ ・ (読唇術で)
2枚目の♪許されない愛がヒットし紅白歌合戦にも初出場

レコード大賞の最優秀歌唱賞に選ばれた歌い手に腕をつかまれ
舞台に連れて行かれたのをきのうのことのように覚えているJulie
後ろのほうにいたのにFD(フロアーディレクター)が
<沢田さんひっこめと)手で合図して、ひどい扱いを受けた
そのFDのことは今もはっきり覚えている

そのあとも売れて
それでもタイガースのような凄いことにはならなかった
タイガースは5人で
5分の1ぐらいにはなった、それ以上になった

<80年代>
寄る年波もあったけれど、あの手この手を使い
パラシュートをだしたり救急車もだしたら胃潰瘍で倒れた
1ヶ月入院して復帰
ピラミッドの頂点にいたけれど
レコードからCDにかわりCDが売れなくなり厳しい現実が待っていた
風貌が日本的でない雰囲気の持ち味だったため
地方に行くとお客さんが入らないことがはっきりしてきた

順風満帆なときは考えなくても物事がいいように運ぶ
一度、物事が回らなくなると、どうにかしないとと思うがどうにもならない

業界の中ではジュリーは煌びやかじゃないとダメだよと
言われたがそうは思わなかった

椅子取りゲームをしていない歌い手がいっぱいいること
地方に歌いに行ってわかった、自分もその中のひとりだと
そのときに自分がこの先したいことは何だと

売れているときはいい歌も作ってもらって舞台もやらせてもらった
いろんなことをいろんなふうにやらせてもらったけれど
歌が好きだという一点
生のステージで歌うこと、生のライヴを続けて行こうと思った
ヒット曲をだすことをあきらめてはいない、そんなに期待せず作り続ける

キャリアから一生懸命やるほど惨めに思われるハンディもあった
ボクには一生懸命に歌うことの他に何もなかった
10年かかって全国どこへ行ってもいっぱいのお客様の前で歌えるようになった
ボクが一生懸命歌っただけではない、それが何かはわからない
一生懸命に歌ったことがボクの救い

きょうまで暖かいご声援をボクにくださったみなさまのおかげです

69歳まで歌っているとは思っていなかった
この元気なら70歳も大丈夫だろうと
そして祝いのステージはもっと派手にやります
古希の祝いのステージは整いました
沢田研二はこれからもかわらず歌い続けられる限り歌い続けますので
宜しくと

♪いくつかの場面
ジャケットはグリーンのまま、足元がパープルに染まっていたっけ
数々の思い出あたりから泣声だった
上層階を見上げながら♪有頂天になって歌った・・・・
その時期は一年欠席で縁がなかったけれど
ほろっとしながら印象に残ったフレーズ
端っこ鑑賞だからミラーボールずいぶん下手にいて
ミラボールの下にいる照明がゴールドに輝いていたっけ
歌い終えたJulie、頭を下げながら拍手と歓声を噛みしめて
なんだか切ない切ない声のジジィでした!だった
Julieが語るいくつかの場面が沁みたのか、いつも以上に心に沁みて
きっとご祝儀追加した気持ちのせいかしら

お正月ライヴ二日目に渋谷じゃなく地元で二枚目ジュリーに乾杯

ボクジジィはまだ年が明けてないの?
古希を迎えるのは今年よ
年が明けて2018年、最初の名古屋ライヴで来年の古希・・・・
二日目の渋谷ライヴで来年の古希・・・・・
客席に集ってるひとは新年を迎えてるのにボクジジィの中でツアーが終わるまで
年が明けないの?って、ちょっと心配したりして

2月21日 記

◆1月8日(月・祝)曇りのち雨    21.愛知県芸術劇場 17:00~

空のふらっしゅがつかないから、ちょっとぼーなコトダジュール
昨年の歌い初めと違う気持ちで行ってくるわして
駅構内は横浜アリーナでの式典に参加の新成人で賑わって
ホームに上がった瞬間
黄色い新幹線ドクターイエローが滑り込んでラッキー
東京から乗ってきた友人とお弁当しながら名古屋まで新幹線たび
前日に名古屋入りした友人と合流したころには大粒の雨
雨の歌い初めになって

客席に足を踏み入れた瞬間に流れた歌声
Julieが紡いだステキな歌詞の♪届かない花々で凄く嬉しかった!
病気のハート、凍えたハート、迷えるハート
そんなハートたちに
世界中の小鳥のさえずりと花々を添えて、誰でもピースなフェイスでって

2017年の歌い初めは
苦い予感がしたので欠席したら予感があたって
Julieの優しいハートな部分を贔屓にしていること改めて実感
Julieのハートを感じられた私のライヴ初めになって!

久々の1階におりて
後方の席から4階5階を見上げたら嬉しい光景の開演前

<ひとつめのスライドショー>
幼い研二くんの写真をみつめるのも、あと何回
50周年記念ライヴ2度目の名古屋だから
映像をみつめる客席はいたって静か
オーティス・レディングが歌う♪美し過ぎて
♪許されない愛を歌うJulieの映像が重なる瞬間も嬉しく

♪あなたに今夜はワインをふりかけて
スクリーンが上がって今年初のJulieがセンターでスタンバイ
喉の具合など心配しつつイントロ聴いて
エンディングにほっとしたり

♪君だけに愛を
昨年の歌い納めの締めの君だけに
歌い初めの君だけに・・・そんな気にさせてくれたゴールドフィンガー

♪自由に歩いて愛して
イントロで自然に条件反射してしまうのはPYG好きだから
ずいぶんのびやかな今こそだった

<挨拶>
Julieとあけましておめでとうができるシアワセ感じながら
初め名古屋ですとJulie(尾張名古屋だものね)
仕事始め名古屋で
遠い昔の成人式に思いを馳せて客席の反応に
何故だか笑っちゃうJulie
お正月に笑みがこぼれるJulieでよかった

♪青い鳥
タローの弾き方に似てるのねってイントロのギターの響きだから
10代のJulieが歌ってるようにも聴こえたり

♪greenboy
歳をとるの「る」の歌い方が昨年より更にヴァージョンアップ
「るーーーーーー ぅ~」
「る」から「ぅ」に繋げる瞬間からのシャウト交じりの歌い方がたまらなく
それも後ずさりしながらだから
聴かせて魅せてのJulieは2018年も健在なり

♪許されない愛
エンディングの熱唱に客席から称讃の歓声いっぱいだったっけ

♪追憶
途中でちょこっと咽ちゃったけれど無事に歌い終えて

♪巴里にひとり
毎回、心地よく響く歌声

♪明日は晴れる
尾張初めは夕陽色のき・も・ち感じながら
お母さんの気持ちで心配して聴いたせいか切なさよりほっこり

♪コバルトの季節の中で
♪髪形がかわりましたね・・・の歌詞が
個人的に沁みた歌い初め
後ろがずいぶん跳ねていたかしら?今年は伸ばそう!なの?
京都よりだいぶのびて、かき上げた髪がずいぶんばくはつ

♪君をのせて
六日町で初めて見た指先マイム
私は2度目

歌い終えての三つのありがとう
ありがとうねの「ね」がだんだん跳ね上がって
客席のテンションも跳ね上がって

♪アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語
ハマのつづきのような満ちた月の日にシャウトのおまけ
ついつい反応

♪STEPPIN' STONES
Julieと一緒に♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES

セットリストの順番も手伝って
Julieも客席もだんだんテンションが上がって

♪CHANCE
夢見せマイムが遅れてワイン飲まないのかと思ったら
グラス踊らせながら思い出したようにエア乾杯できて良かったわ
歳がかわったら、思い出すのに時間がかかったのかしら
それなのに♪手にダイヤモンドの「ド」が際立っていい感じだった!
親指は隠したダイヤモンドがキラっと光って
Julieとの距離ぶんだけ毎回想像力が鍛えられて

JulieとLの字して24曲目終えて
50曲歌うために、なるべく短くしたら
タローくんに何で何で、そんなに短いのとおこられたりもして
客席にご不満でも?
Julieに返事は不要なので、ひとり納得して25曲目へ

♪TOKIO
久々に、ミキサー席方向からみつめたら
デザインされた照明、その思いをそのまんま味わうことができて
エンディングのディレイの間に
混ぜ込んだリバーブ効かせた3つのありがとう
私の中では斜め鑑賞だった
六日町ライヴの囁き声の3つのありがとうが一番だったけれど
真正面からみつめた3つのありがとうは
眩しいひかりのき・も・ちの中で
ゴールドに包まれたJulieのシルエットが素敵だった
そんな照明デザインに拍手いっぱい送りたい

ありがとう サンキュー ありがとうね
響きは曲によって違ったり
ありがとうねの「ね」の響きが際立った瞬間が好き
見えないダイヤモンドがキラっと光って目に映るような瞬間と同じくに
Julieのハートがキラっとした瞬間かしらね

♪ウィンクでさよなら
心の塗り替え職人さんが来ない位置だけど
そっちのブロックに来た職人さん、ずいぶんさらっと仕上げていたっけ

♪ダーリング
エア水兵帽着地点、京都はこことお知らせあったのに
お知らせなしで気まぐれなゴールドフィンガー

♪ポラロイドGIRL
ハマではフラッシュついたのに京都ではフラッシュなしよ
歌い初めだから
つけるかと期待してフラッシュマイムしたら
Julieはグーマイムだからジャンケンに勝ったけど
じゃんぷもハマのように7つを期待して、一緒に跳んだのに
6つで、、、、だから?
ハートのかたちした人間噴水は4つ
4つのハートは昨年の横須賀ライヴいらい?
いつもより多目に吹きました。by Julie

昨年末は腹筋背筋も元気ないのねなんて心配もしたけれど
4年前の日記を思い出すような
 
ハマの海沿いのパープルハートを思い出すような

大きなくっきりハート
私が世界に自慢したいJulieにしかできないハートのかたちした人間噴水
喉の調子がおもわしくないのに、めいっぱい踏ん張ってくれたのね
4つのハートを魅せてくれるのはJulieの気分しだい?

40曲目の♪ISONOMIYA終えて
客席の心配もして
ステージのJulieから上層階にいるひとに
ホクロこっち見える?久々に聴けて
そんなJulieが戻ってきて嬉しかった!
最初に、ホクロ見えるなんて聴いたのはいつだっけ
そのときに、前歯が抜けてるの見える?なんてことも言って
3階から見える見えるって声が返ってきたけど
上を見て歌うのは首が痛くなるって
同じくな思いをJulieが代弁してくれたのも懐かしく

♪シーサイド・バウンド
ピー、サリー、シロー、トッポ、タローくんはセンター
いっつもセンタージュリーには3回コールして

♪愛まで待てない
走らないと気がすまないJulieだから走りながら歌って指差しもして
エンディングでは人間噴水もして
さっきは4つ吹いたけれど、走ってお疲れだからちっちゃく2つ

♪そのキスが欲しい
飾りはいらないとか、素顔がキレイとか
キレのあるゴールドフィンガーが言っていたっけ

♪永遠に
エンディング、のびやかな声で締めて
49曲目を歌い終えたJulieを称讃のコールで見送って

<2つ目のスライドショー>
ワンズとの渚でシャララツアーも思い出しながら一緒に踊って
スクリーンが上がったらコールでお出迎え

<50年をふりかえって>
シングルを歌った中で知らない曲も多々あったのかと思います
けして順風満帆で来たわけではなかった
でも歌い続けていれば50年経つんだなと
決して楽ではなかったけれど
こうして元気で迎えられることを感慨を持ってステージに立っている

<昭和42年にデヴュー>
その年にシングル2曲目の♪シーサイド・バウンドがヒットして
人気者の道を進んで若くして大成した
何を言っても自慢になるけれど他人事のように思える

若い時にはひとの後をついていく性格で
4人が日本一になると言っていたが、そんなに甘くはないと思っていた
それがほんとに日本一の人気者になって
実力はともかく人気ではザ・タイガースが日本一になった
タイガースはずっとつづくものだと思っていた
ピーが辞めるといったときは
シロー、サリー、タローの3人で解散しようとなって
ボクは、その結果を聴かされたときに
すごい深刻な「そうなんだ」だった

<そのころ>
沢田はソロになると言われていたり、下手だと言われたり
人気だけはあったけれど就活もしていた

<PYG>
サリーがスーパーグループをつくると声をかけてくれた
萩原健一、大口ヒロシ、井上堯之、大野克夫、岸部修三、沢田研二(敬称略)
こんな凄いメンバーだったのに割り算になって
営業的にはなんの結果も残せなかった
「ブー」と言ったきり解散もせず今日に至っている
大口ヒロシは鬼籍に入って
名優萩原健一、怪優岸部一徳、天才大野克夫、いい格好しい井上堯之
そして、この歳になっても歌い続けている沢田研二

<そしてソロ>
PYGが売れなかったからタイガースみたいなことが
あるわけがないと鷹を括っていた
ボクの予想に反して売れ始めた
レコード大賞に対抗して歌謡大賞ができたころ
危険なふたりで歌謡大賞受賞、レコード大賞では大衆賞
それから調子にのって、悪さもし、お灸も据えら謹慎第1号

<1ヶ月の謹慎>
事実は事実で、なかったことにはしなかった
その1ヶ月間で転んでもただでは起きない沢田研二が形成された
音楽番組を全て見て考えたことは
今度TVに出るときには自分のことを好きなフアンのひとたちだけでなく
ボクのことを気持ち悪いというひとの中に忍び込んでいこうと

そんなことはやめなさいと言われたけれど
意に介せず
腕につけた腕章の印に
それはとても危険なことと指摘され×印に替えたりもした

レコードからCDにかわって・・・・

<CDが売れなくなったとき>
毎日の仕事をこなしながら毎日毎日考えていた
将来をどうやって生きていくんだろうと
潰しがきかない
歌が好きだったから役者は気が進まなかった
ヒット曲に対しては希望を繋いでいきながら歌い続けること
会場に足を運んでもらわないと観られない、聴くことができことをやって行こうと
それを全国津々浦々で続けて行こうと

ボクが売れているころは、そっぽ向いていたひとも
地元に来るなら観に行こうかと来てくれるようになった

ヒットした曲ではなく
ボクが好きな歌を聴いてほしいという姿勢で歌い続けてきた

きょうまで歌い続けてこれたのも暖かいご声援のおかげと
客席に頭を下げるJulie

70歳の祝いのステージは整って
もっと元気いっぱいにやろうと思っている
古希に限らず歌い続けようと思っているので宜しくと

♪いくつかの場面
間奏のときに、ずいぶん咳き込んでいたけれど
喉に悪いことは避けてねって
ついついお母さんの気持ちで心配したり
昨年の京都では、ブルーのままだったけれど
ジャケットのブルーを照明さんがパープルにお召替えさせてくれて
そんなJulieのステージ背景は
ミラーボールの下に並んだ照明がゴールドに輝いて
フォーラムいらいだったかなぁ
ジジィでした!で締めて下手袖に消えるJulieをコールで見送って

昨年暮れから
喉の調子がおもわしくなくて
ちょっと残念だった地元ライヴだったけれど京都では少し回復

今年の歌い初め
のびやかな歌声で一安心させてくれたり
聴かせどころでむせちゃったり心配もさせてくれたり
年齢を考えたら 喉の筋力の衰えは仕方ない?
同年代の歌い手はまだまだ大丈夫だから年齢のせいではなさそう?

喉が丈夫な歌い手は
じゃんぷしながら、走りながら歌うことできないし
走りながら指差しもする捻り技なんて持ってないし
ステージパフォーマンスは誰も比較するひとがいないから世界一
だから足を運んでいるJulieライヴ

新幹線で初め尾張のJulieに乾杯して無事に家路について
数十年ぶりでJulieの「ブー」
ジャズ喫茶いらい?で聴けて傘の子豚女子も嬉しくて!

子豚くんからは喉を大切にって

うがいは 大きな声だしてやらないと効き目がないよって
喉をぶきに仕事してるんだから、ほんとに ほんとに お大事に!

2月19日 記

<2017>

◆12月26日(火)晴れのち雨    20.ロームシアター京都 18:30~

箱庭のコートダジュールもパープルを魅せてくれたり富士山もくっきり
京都に向かう新幹線の車窓からも富士山くっきり見えて
今年最後のJulie旅は順調にスタート

鴨川に映る茜雲とアオサギもようこそしてくれて
会場につくころには
夜空に上弦のお月さま、そして富士山のイルミネーション

ロームシアター京都デヴューの昨年は
入場の列に早めに並んで
ホール入口の格子戸を開ける瞬間をみつめたけれど
入場列の最後尾に並んで、ロビーの中でロゴマークなどパチリして
開場時間からだいぶ過ぎて客席に入場したら
BGMは♪YOKOHAMA BAY BLUES
グッドタイミングな曲が流れて
久しく聴いてないので古希ライヴで歌ってほしいなぁなんて

Julie編集のスライドショー
客席は、2回目以上のひとも多く、静かにみつめて
横浜から2日あいて3日目、Julieの喉の具合など心配しつつ

♪あなたに今夜はワインをふりかけて
はしっこにくる途中前髪がふあっとなって素敵だった♪
エンディングは喉の調子は完治したように思われたのびやかな声

♪君だけに愛を
最後の君だけはに入れてもらえたかしら

♪自由に歩いて愛して
おまけと2曲、声は大丈夫だったけど

<挨拶>
二度目の京都、今年最後のライヴ
ようこそ、京都会館へ、もといロームシアターへ、やっぱり京都会館へ
もといロームシアターへ
客席の反応を楽しんだり、やっぱり両方言いたいJulie
ロームシアターありがとう、京都会館ありがとう
おいど!(それは私たちよ)
間違った、おいど!
間違った!と言っておきながら
それなのに、まいど!はスルーしたJulieだったから
客席にはもどかしさを残しながら上機嫌と気合い入れしてスタート

♪許されない愛
横浜の照明からシンプルヴァージョンに戻っていたっけ
エンディングの熱唱に客席も大歓声

♪サムライ
聴かせどころあーあが思うようにでなくて残念
やっぱり、高音まだのようで完治していないのかしら

♪愛の逃亡者 THE FUGITVE
エンディングの高音を心配していたけれど無事に歌い終えて
お母さんの気持ちで、ほっとしたり

♪STEPPIN' STONES
周辺からJulieの歌声に重なるような声がずっと聴こえていたけれど
Julieと一緒に歌うならこのフレーズがじゃすとふぃっとじゃんって毎回思ったり
♪Keep on Keep on running STEPPIN' STONES

♪CHANCE
夢見せマイムでJulieのエアワイングラスが早めに傾いて
早く乾杯したい気分だったのかしら
そのあとは、ずいぶん高く踊っていたグラスだから同じくに
ハマのライヴでは
歌詞に間が入っちゃって「手にダイヤモンド」がぎゅっと短く詰まっちゃって
「ド」が光る瞬間がなくって残念だったけれど
京都は「ド」がイキイキして
遠くから光って見えた手にダイヤモンド!

♪ウィンクでさよなら
色褪せ過ぎて心の塗り替え作業は並の職人じゃダメみたいで
ハマでは職人さん来てくれずだったけど
京都では、隅っこまで来てくれたのにコテ台もコテも見えずに
さらっと塗っていたっけ
そのあとのおまけは笑いをとる職人さんだったけど
♪I Love youも I need you・・・もしてくれたから、まあいいか
69歳の膝の瞬発力は、まだまだ大丈夫そうね

♪ダーリング
ハマのライヴでは着地点なしよだったけれど
宙にほうり投げたエア水兵帽がこんなところに着地したよって
Julieのゴールドフィンガーが位置を知らせてくれたっけ
Julieのゴールドフィンガーは、毎回その日の気分で活躍するのね

♪麗人
エア辮髪はイントロで2度も回してエンディングも2度回して
ハマでは具合の悪さは指先にも影響していたのか
パフォーマンスも省いていたり
六日町いらいの
気ままな夢マイム、広げる自由マイムが見れた♪

♪ポラロイドGIRL
ハマではガスガスの声で具合も悪そうだったのに
ふらっしゅつけても7つ跳んだから
3日後は、ふらっしゅつけたのにJulieはグーマイム
やっぱりJulieの指先は気分しだい
一緒に跳びながら数えたらハマと同じく7つ跳んで、シャウトがおまけでついて
人間噴水はハート3つだけどちっちゃかった
ジュリー大好き!って29年前の「彼は眠れない」ツアーのとき
この曲で、じゃんぷはしていなかったっけ
歌いながら69歳でじゃんぷ7つは凄いよね
一緒にじゃんぷしていないひとは凄さがわからいものね
誰も褒めないからぼっちで褒めてあげよ

<40曲終えて>
Julieが話してる時に前方から頑張っての掛け声
Julieがやめてと言ったらさらに、、、
ききわけない子供みたいなひとがいるのね、しかも前方席に
コンサートの進行をさまたげているんだから
係り員に伝えて退場させたらよかったのに

今年最後のステージで皆が気分悪くなるじゃない
MCを邪魔するひとの件で
ライヴ前の出来事を思い出したJulie

新幹線で京都駅に着いたときのことを報告してくれて
ほとんどのひとがちゃんとしてるのに
そういうひとのために
みんなが犠牲になることはない
(いつかの国際フォーラムみたいに)
ごくごくブラックリストにのる(指折り数えて)のがいるそうで
そんなひとのために悔しい思いをするのは嫌だと

やめてほしい!(ブラックリストのひとに対して)
入場のときに顔認識するようにしたら
ブラックリストメンバーは入場できなくなっちゃいそうね

*Julieが到着するのを駅で待ってる人たちに
(若くて美女ならいいらしいけど)
おじいちゃんを取り囲むおばあちゃんの光景が公共の場に相応しくない
そんなところで待っていてもボクには何も伝わらない
誰にも気兼ねなく(思いは)会場の中でと

ボクがステージから何か言っても返事はしなくていい
心の中で思っていたらいい
それがわからへん男やと思ってるの?だって
Julieは雰囲気で判断しているのよね

私も年末の京都の寒さ甘くみていて薄着で来て心配したけれど
Julieも身体の温度調節がうまくいかなくなったのかしらね
京都の冷え込みに風邪ひいて死んだらどうするの
皆だって歳なんだから気をつけてと言いたかったのね
きょうは早く終わって帰りたかったのに
怒っちゃったから血圧上がりそうだって嘆くJulieだったけれど

ざこば師匠元気かなぁと
(前日のニュースで脳梗塞で倒れたざこば師匠が復帰)
明るい話題で気持ちを切り替え41曲目へ

♪シーサイド・バウンド
ピー、サリー、シロー、タロー、トッポ
サリーとシローは毎回音程変化させて
ジュリーは3つコール

♪愛まで待てない
ハマのように魂こもったダーリンユーWで
走りながらの君しかいらないもWで
誰に気兼ねせず撃てば響く関係は会場の中だけで思う存分に
駅で待っていたってJulieには何も伝わらないんだから
Julieへの思いは
ゴールドフィンガーへ返事をすればいいのよね50年前と同じくに
燃えつきそうになるくらい走って指差しして
めいっぱい頑張っちゃったから人間噴水は2つ

♪ROCK'N ROLL MARCH
前曲で汗をかいたJulie、ステージの空調が寒いって
曲によって照明も決まってるだろうけれど
イントロのときに照明を明るしてと

♪そのキスが欲しい
ハマでは歌詞もぐずぐずで指先にもちっともキレがなくだったけれど
歌詞もパフォーマンスも冴えていたけれど
エンディングのターンは勢いあまってふらついて
思わず危ない!なんて心配しちゃって

寒気がしたり、まだ体調は完全じゃなさそうだけど
頑張っちゃうJulieなのね
体調が万全じゃないときの頑張りは褒めてあげなくちゃ

ふたつめのスライドショー
ワンズと一緒の映像をボクだけにしてとお願いしてもダメだったから
自分が編集をした
一生に一度くらいボクだけの映像があってもいいじゃんって

<50年をふりかえって>
いろんなことをやってきた

若いときから生意気だと言われてきたけれど
ジジィになっても生意気

人気商売
ボクの性格でお店をやっていたらいろいろ問題がある
お客さんがおこって帰っちゃう
今だったらツィッターに書かれちゃう

博才、商才、何も才能はない
ただ一生懸命にやってきただけ
ほんとうはもっと頑張りようがあった
でも、それをやってしまうとアイツどうなってるのと
言われるからこの程度にしているんだって

還暦のときに終活に入る予定だったのに
人気がでちゃって困った
母親には感謝しなさいと言われていたときに
感謝しようもないのだっていると

今年最後だというのに
京都駅で味噌ついてアイスクリームだったらよかったのにと
白みそ(京都だから)

皆さんがたまたまボクだった
そういうのは、そのひとたちだけで頑張ればいいこと
それを世間一般的に広げようと思うからおかしなことになる

きょうのことはここだけ
京都駅まで持っていったらダメ
街中も楽屋口もダメ
出待ちは出町柳でいい
おっかけは歌だけにしておいて(コーラスだけ)
今まで売れてきたのに、これ以上何を望むことがあるの?
うちうちだけでやって広げる必要はない

70歳を前に、これからも歌うと言っている
これ以上、何を望む?
歌が上手いとかではなく一生懸命やったらこうなった
TVに出てと言われても
原発反対とかしていたら出られない

ひとの意見を入れないでやる良さを発見したのはごく最近
それまでは人が言ってくれることをやるのが使命だと思っていた
売れているときは何をやっても大丈夫だった
今はいろんなこと自重している
60周年は無理だと思う

夏から始まって冬
汗をいっぱい書いてシャツが汗を吸って寒い
汗が蒸発する素材だといい

ボクだけではなく皆さんも終活
大腿骨骨折には気をつけてと
TVでは小柄なひとがなりやすいからボクは大丈夫
シローも骨折したからねと

正直者は損をすると言われてきたけれど
徳をしてる世の中になってきた
大企業が嘘ついたらすぐバレル

コスト削減
人件費が高い
ミュージシャンいっぱい使えない
人生の終わりに損した徳したとは思わない
ありがとうと言って死んでいく

今年最後だから、しっかり締めておこうと

50周年ということで
いろんなお客さんがお見えだと思いますが
この歳になっても会場いっぱいのお客さんの前で
歌えることは幸せなこと
これもひとえに
会場に足を運んでくださる皆様の
純でうぶ(初心)な心を
いつもボクに与えてくださってるからだと思っています
いつも暖かい純な心をありがとうございます


沢田研二は終活にも入っているけれど
歌える限り歌い続けて行こうと思っているので宜しくお願いします

♪いくつかの場面
パープルのきみにならずにジャケットほんらいのブルーだった
それでも本編で歌うJulieは
銀色の髪が何度かパープルのきみになって素敵だった
ジジィでした!で締めて下手袖に消えるJulieを
お大事に!なんてココロでしながら見送って

今年最後のライヴ
ガスガスだった歌声も、ちょっと良くなって
ステージパフォーマンスは横浜より数段上出来で
ファンに言っておきたいことも言ったから
来年は気持ち良く新しい年を迎えられそうね、きっと!

今年のスタートは欠席したけれど締めは出席できて良かったわ

10代のころから
Julieに厳しく育てられたフアンの生き残りとして
50周年記念ライヴに嬉しい言葉を現場で直接聴けて更に嬉しかった

ライヴ終えて下手袖に消えるJulieを
お大事に!なんてココロでしながら見送って

好きになるのは勝ってだけれど
好きな相手の嫌がることを平気でする自己ちゅうLOVEじゃ
Julieには何も伝わらないそうだから
純でうぶ(初心)な心を忘れずに
相手を思いやれる大きなLOVEの方がいいじゃん


2月17日 記